山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山里の路傍の野草も豊かだ

2013-08-02 22:23:00 | 植物
 集落の水道は山の沢から引いている。
 山の奥に大きなタンクがあり、そこから各戸に配水される。
 その管理は集落の組合が基本的に担う。

 各戸に水道のメーターがあるが、使用料に関係なく毎月千円となっている。
 水道管が古いので、漏水がときどきあるので毎月メーターを交代で調べている。
 その当番を先日行う。
 各戸をまわりながら路傍の野草に目を留める。

                           
 よく見られたのが、「コマツナギ」(マメ科)だった。
 馬をつなげるほど丈夫な茎とよく言われている。
 しかし植物学者の高橋勝雄さんは、馬が足を止めるほどにコマツナギが美味しかったのではないかという。

    
 茶畑にはびこっている「ワルナスビ」の花が見事だ。
 トゲがあり繁殖力が強いので「ワル」がついてしまうが、ナスとそっくりの花を誇らしく咲かせる。

                  
 国道沿いにしばしば「ウバユリ」が目立たぬように花を半開きにしている。
 ヤマユリのような華美ではないが、春にあったツヤツヤした葉がなくなり、控え目な花だけとなっている。

 葉がない、つまり歯がないので、ウバユリとなる。
 どうしてジジユリとは言わないのか。          
コメント
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