まもなくホウズキ収穫作業終わる

　毎日半日だけのホウズキ収穫作業は明日で終わる。
　灼熱の下での収穫作業は熱中症との闘いでもあった。
　同時にきょうのように断続的に雨に襲われると体中がびっしょり濡れて効率が落ちる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　すばやく収穫するのに活躍したトリマーもさすが雨では稼動できない。
　過労気味の生産者を見ると、農薬漬けのホウズキを無農薬にしろとは言い辛い。
　消費者がうわべのきれいさを求める以上、この構図は終わらない。

　　　　　　　　
　昨日は１００箱弱を梱包しての出荷作業だった。
　ホウズキの大きさや形で、ランクが「秀・優・良」に分かれる。
　そして大型トラックに乗せられ市場に運ばれ、入札にかけられる。

　それにしても、天候に左右される短期決戦作業でもある。
　炎天下では半日でヒイヒイしているのに、終日働く生産者の姿はたくましい。
　中山間地としては貴重な収入源となる。
　生産者の労力が少しでも軽減できることに寄与できたらと思わずにはいられない。