山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

青崩峠の植物に会いに行く

2016-06-04 22:14:00 | 植物
 仲間5人と長野と静岡の県境にある「青崩峠」に行く。
 武田信玄が座ったという石があった。
 その真偽はともかく「塩の道」である交通の要衝にあったということだ。

                  
 毒草である「ハシリドコロ」の群生が見事だが、花は咲き終わったようだ。
 奥多摩でもよく目にしたが標高が高くないと会えない。
 花は意外と上品で美しい。
       
 
 同時に、「フタリシズカ」の群落も多かった。
 2人ではなく5人もある花芯もあり、「これじゃあ、シズカじゃなくてかしましいね」と笑いあう。
 個体がほかの地域より一回り大きいのも特徴だ。

                 
 地域的には栃餅が特産だが、たしかにトチノキが多い。
 春野町ではホウノキが多いがトチノキは少ない。
 花はすでに終わっていた。                   


 ヨウシュヤマゴボウによく似た「マルミノヤマゴボウ」もところどころで目にする。
 これも都会では見たことがない。 
           
 
 崩落で通行止めとなっている水窪に戻ると、富士山のふもとでは盗掘が問題となっているという「フジアザミ」を発見。
 「天竜の森にはフジアザミがよく似合う」
 帰りに買い物の梯子をして自宅に戻ったら19時を過ぎていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする