山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

被災地・過疎地と障碍者をつなぐカリントウ

2016-06-13 19:54:22 | 特産品・モノ
 ジャーナリスト斉藤茂男のルポルタージュにはいつも心を動かされてきた。
 「父よ母よ」は映画化もされた。
 彼が平成11年に亡くなっていたのを最近知る。
 しかしそんな彼が提起した足跡は大きなニュースにはならなかった。

 そんなわけでせめて、深夜・早朝のドキュメンタリー番組をちらりと見るようにしている。
 そこに登場したのが東北大震災で被災した宮城県女川町のカリントウ工場だ。

                        
 瓦礫に残されたカリントウのミキサーを発見して、社長は知人を頼って鳥取で工場を立ち上げる。
 今では40人の障碍者を雇用して、パンも商品化している。
 さらに、故郷の女川町でもカリントウ工場を最近再開にこぎつけた。
 
 こうして番組を見てさっそく取り寄せたのが、カリントウセットだった。
 不揃いで平べったいカリントウだが味はしっかりしている。
 おやつについつい手が出てしまって止まらない。
 舛添都知事にならって「かりん党」党首の座は渡さないぞ。
 
コメント
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