山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

新年は初雪からスタート

2021-01-03 20:46:28 | 風景

 年末は風花が見られていたが、大みそかの夜は気がつかないうちに雪が積もりだしていた。さすがに寒いので、ダルマストーブに火を入れる。元旦には雪は止んだので、朝早く集落のお宮で新年の挨拶を短時間で交わす。玄関前にある常設焚き火場もすっかり雪景色となっていた。

                   

 大雨が降ると川となってしまう隣の道路には、動物も人間も踏み込んだ跡がない。つまりこの奥には人が住んでいないのだ。放置するとジャングルが出現して道が見えなくなるので、数か月に1回は清掃に草刈りに自前でしなければならない。つまり、その管理をやる人間が他にはいないというわけだ。境界に接するところの殆んどは相手・地主がいないので結局こちらがやらざるを得ない運命なのだ。

            

 積雪は数センチなので畑の被害はなかった。大根・キャベツ・パクチー・ニンジン・レタス・ブロッコリーなどが植わっているが、イノシシ被害があり植え付けが大幅に遅れていた。したがって、食べられるには来月以降が本番になりそうだ。

              

 ブルーベリーは葉の紅葉が秋には素敵だったが今はさすがに冬支度中。雪景色のブルーベリー園はわが家では珍しい。成長はとてもゆっくりなブルーベリーだが、ヒコバエが意外に多い。

   

 裏山の道草山から見た茶園。残念ながらこれはまもなく抜根される。耕作放棄地の荒野が増えていく中この風景がなくなるのは残念だが、中山間地ではあちこちに抜根されていく現場をを観ないわけにはいかない。それがわが家にもやってきたわけだが、太陽光発電のシュールな並列にするよりは小さな森にもどしていくことをしこしこ進めたい。それが新年の抱負となる。 

コメント
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