「唐箕」でゴミを飛ばしておいたハブ茶の「エビスグサ」。手作業で数種類の篩にかけてゴミ出しを5~6回繰り返すがなかなか理想通りにはいかない。
それから、フライパンで焙煎する。焦げた匂いがしてきたころを目安に焙煎を止める。少しさましたところで、種をやかんに入れて20~30分ほど低温で沸かしていく。沸かす時間が短いと色が薄く、味も濃厚ではない。
いよいよ飲み時だ。コーヒーと同じようにフィルターで濾してからカップに注ぐ。色はコーヒーと全く変わらない。飲んでみるとコクのある麦茶というところだろうか。人によっては漢方薬のような味かもしれない。効能は、便秘・眼精疲労・生活習慣病・疲労回復・肌荒れ等に良いとされる。しかも、ノンカフェインなので安心。これからしっかり飲もうと思うけど、手間がかかるのがちょっと心配だ。