元気のいい「クコ」がぐんぐん育ってはいるものの、まだ実をつけるには至っていない。というより、いつごろ実が育つのかがわからない。近くの路肩にもクコがあるが実をつけているのを見たことがない。花は確認したものの、実が本当につくものなのだろうか。しかも、夏も秋も冬も雨が極端に少ない。
2週間前に降った雪も茶畑を真っ白にはできなかった。茶樹を抜根した所だけが真っ白だった。おかげで今のそこは毎朝のように霜が降りていて、歩くのにはぬかるんでいる状態だ。したがって、いろいろやりたいことがあるが進捗できないままだ。
昨日の雨も予報を大きく外れちょびちょびだった。したがって、少ない雨も雪も国道沿いの湧水地はいまだに止まったままだ。いつもだと、どくどく出ているはずなのに。水汲みする人がいつもいるはずだが最近は見かけない。バランスのいい自然界のシステムが壊れている。そんな自然界と人間界の隙間に、コロナが新開地を発見し開拓したということなのかもしれない。
このところ、わが家も医者通いが多くなり体のてっぺんから足まで「がたつき」が目立ってきた。同じように、器具類も壊れだすのが目立ってきた。きょうは、給湯器からお湯が出なくなり、ガス屋さんに来てもらった。結局、器具を取り換えることになった。最低、16万円以上はかかるという。これから年金暮らしのわが家はもうしばらく近所でもらった野菜を中心に暮らさねばならない。人間も社会も自然も、そしてモノも精神も、大都市も田舎も壊れていく時代を迎えてしまったのだろうか。