昨年の今ごろだった。浜松市春野町の砂川集落へ散策会の下見に行ったときだった。シンプルだがわかりやすい防火水槽のマンホールを路上で見つけた。
中央のマークは旧春野町の町章。「春」の字を三重の円で町民の融和を表象している。マンホールのカラー化がはじまった時代なのだろうか。製作会社は、キューポラのある町・埼玉川口市の「長島鋳物」。「火」の字のデザインが優れているとともにわかりやすい。それは逆から見ると「Y」に見え、万歳しているようにも見えちゃうが。
福島県舘岩村・千葉県芝山町・山梨県甲府市や大阪駅前の梅田にも同じデザインがある。マンホールの中央をそれぞれの市町村のデザインで表章している。