山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

カボチャ・栗で焚き火クッキング

2010-10-11 18:09:25 | 食彩・山菜・きのこ
 午前中、マロンさんがやってきてあっというまにヒサカキの枯木で三角自在カギを作成してくれました。
 さっそくお湯を沸かし、ダッチオーブンでカボチャ丸ごと蒸し焼きと焼き芋を挑戦しました。カボチャの蒸し焼きは試食での失敗を教訓として、バター・砂糖・胡椒を多めに入れたところ美味しく仕上がりました。
 また、マロンさんがもってきた羊肉もブラックペーパーをしっかりつけて炭火焼をしたところ、これもまた美味しくできあがりました。

               

 もちろん、メインは和宮様手製のたっぷり栗ごはん・サトイモ汁で、おかわりが続出でした。
 隣の師匠は大根の間引き菜を籠いっぱい持ってきてくれたので、それでシラス和えをしたところとても新鮮で美味だったのは言うまでもありません。
 食材のほとんどは、畑や山から自前で収穫したばかりのものでした。

 それにしても、こういうときに活躍する熱い人間が身近にいるということはうれしいものです。
 志とか情熱とかを感じさせる人間に出会うことが少なくなっているのでとても励ましになります。
 過疎のムラにいると「龍馬伝」の龍馬の如く未来志向の意思を持ち続けることがむずかしいんです。
 そんななか、肩の力を抜きながらもせめて「焚き火クッキング」で胃袋と口角を満足させながら、あすへの生きる力を補強しようというわけです。
 ごちそうさまでした。

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畑にイノシシついに侵入 !!

2010-10-10 18:01:13 | できごと・事件
 ついに仁義は破棄されました。
 昨夜、畑には来なかったイノシシがとうとう現れました。
 サツマイモ・ハスイモ・サトイモ・落花生・ジャガイモを軒並みつまみ食いしたのでした。

 

 スイカやサツマイモはきれいに食べましたが、落花生やサトイモ・ハスイモは食べ荒らしたような痕跡が残されていました。
 規模からするとひょっとすると、家族で来たのかもしれません。

            

 きょうの午前中は、祭礼のための神社の清掃が地域あげて行われましたが、話題はもっぱらイノシシ被害のことばかり。
 農業が生業であればコトは深刻ですね。
 獣害がいよいよ他人事ではなくなりました。     
 
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自然界の紫色はいいもんだ!

2010-10-09 22:26:05 | 植物
 庭の「コムラサキ」の実が次々実ってきています。
 
 林縁では、「ムラサキシキブ」やビロード状の葉を持つ「ヤブムラサキ」がひょいといらっしゃいます。
 二人ともとても控え目ですが、紫の実をつけると自分の存在証明を少しは主張するようです。

 それでも、コムラサキと比較すると可愛いもんです。
 コムラサキの紫の実の量質とも艶やかで、人をひきつけずにはいられれません。
 わが家では雑草に埋もれた庭の中でこの紫は貴重です。
 個人的にはヤブムラサキの葉が好きですが。

 注意しなければならないのは、蝶に「コムラサキ」という見事な国蝶がいることです。蝶なのか樹木なのか、ときどき情報が混乱することがあります。

 
 このところ、畑に動物の足跡が頻繁にあり、近所ではヤツガシラ、サトイモやサツマイモがイノシシにやられる被害があるようです。
 わが家ではクリですが、許容範囲です。

 昼間、道草山の栗の木で「リスを2回見た!」と和宮様は興奮して報告に来ました。
 私も先週夜間に2匹のタヌキらしき動物が道路を横切るのを見ました。
 いよいよ山に食料がなくなる時期ですね。
 動物もわれわれも生きるのに懸命です。
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カボチャ丸ごと蒸し焼き

2010-10-08 22:30:00 | 食彩・山菜・きのこ
 来週11日に「焚き火クッキング」をわが庭でやろうということになりました。
 その試作として、ダッチオーブンでカボチャの丸ごと蒸し焼きを挑戦してみました。
 
 カボチャの種をくりぬいたところにジャガイモとバター・砂糖・塩コショウ、外にニンジンという配置です。
 焚き火からダッチオーブンを引き揚げるのがやや早かったことや香辛料などの量が少なかったことで、味がいまひとつでした。

 野菜は全てわが畑から収穫したものというのがコンセプトでした。
 和宮様からの助言は、「刻んだ肉とかソーセージを入れたり、ジャガイモはサイコロ切りにして味が沁みるようにするとよい」とのことでした。

 栗のイガや生ゴミを燃やしながらの試作でしたので、試食は夜8時を過ぎてしまいました。
 
 ラッキョウの植え付けをやっと完了しました。
 「しまラッキョウ」「小粒ラッキョウ」「福井ラッキョウ」の3種類です。
 草刈・石拾いや客土に時間がかかり、相変わらず後手後手でーす。
 
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威風堂々 カラカサタケ発見!!

2010-10-07 20:56:26 | 食彩・山菜・きのこ

        

わが道草山に2本の「カラカサタケ」(唐傘茸)が威風堂々と林立していました。
 となりが竹やぶのせいかその境界近くに見事に存在感をアッピールしていました。
 ひだの直径は15cmくらいはあったでしょうか。高さは20cmくらいでした。

 以前、30cm近くの大きなカラカサタケを長野で発見して、傘をフライにして美味しかった記憶があります。
 このキノコは、傘の下にあるツバが上下に動くのが大きな特徴です。

 フライにして食べようかと発見者の和宮とも相談しましたが、もっと増やしたいなーということで、山に返すことにしました。
 
 同じ仲間で「ドクカラカサタケ」とか「オオシロカラカサタケ」とか、有毒のキノコがあるので注意が必要です。
 見分け方は、ひだに傷つけると赤変するのが毒、変わらないのが食、なのだそうです。
 来年が楽しみです。
 
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赤だけじゃないよ、ヒガンバナ

2010-10-06 21:28:36 | 植物
 赤い彼岸花の中に白い彼岸花を見つけると、四葉のクローバーを見つけたような気分です。
 その白い彼岸花もよく見ると、黄白色というか、肌色というか、ほんのり黄色をしているのが多かったです。

           

 ところが先日、浜松ガーデンパークへ初めていったところ、真っ白のヒガンバナや黄色のヒガンバナがあったので、ビックリしました。
 もちろん、園芸品種でしょうが…。

ヒガンバナは有毒植物として有名ですね。
 土手に植えてネズミやモグラの侵入阻止をねらったり、壁土に混ぜて防虫にしたりと人間生活に有用な植物でもあります。
 しかも、水にさらせば非常食にもなるというので、江戸時代は飢饉対策で植えていたという究極の食物でした。
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秋咲きアマリリスなんだー!

2010-10-05 18:44:37 | 植物
アマリリスと言えば、春に咲くと思っていましたが、最近いただいたアマリリスの花が見事に咲いてくれました。
 アマリリスは園芸品種で、とても種類が多いようですが、ヒガンバナ科であるということで、秋咲きは納得です。

 このアマリリスは、「秋咲き一筋アマリリス」とか「シロスジアマリリス」とか言われていますが、花びらの中央に太くて白い一筋があるのが特徴です。

 ユリのようになかなか上品な色合いが気に入りました。
 手持ちのアマリリスは、春咲きで赤橙色一色でしたが、今年は咲きませんでした。

 いただいてまもなく咲いてくれるというタイミングの良さに感心するばかりです。
 ありがたいことです。
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栗の渋皮煮・栗おこわづくり

2010-10-04 20:46:20 | 食彩・山菜・きのこ
 このところの栗は、実がしっかり膨らんでいて秋を満載しています。
 カオちゃんが渋皮煮づくりに来ました。
 和宮様じきじきの指導で鍋いっぱいの見事な渋皮煮ができました。
 やはり、栗の皮をむくとこや煮込んだときのアクを何回もやることに時間がかかります。
 また、栗のおこわご飯は、栗をふんだんに使った贅沢なものでした。

                       

 栗でお腹がいっぱいになるなんて秋ならではですね。

 夕方、、和宮様が栗拾いしていたらヤマビルが足に取り付いて、危うく血を吸われるところでした。
 どうやら、イノシシ君が運んできたのでしょう。
 また、山の斜面を注意して歩かないと滑り込んでしまうこともありました。
 ロマンな栗拾いも汗と血の結晶です。
 そんな栗もあと一週間ほどで終了です。
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秋の空は心を洗濯してくれる

2010-10-03 21:04:26 | 風景
 先日、浜松の奥山にある水窪(ミサクボ)の町に初めて行きました。
 その道がよく土砂崩れがあったり、大雨で通行止めがあったり、実際、行き始めようとしたときも所々に落石があったりで、なかなか行く機会を逃しておりました。

 山々に囲まれた風光明媚な魅力的なところでした。
 私が住んでいるところよりはよっぽど立派な町でした。
 置き忘れた日本がここにあるような印象を受けました。

 そして何よりも、素敵な秋の空が私の憂鬱になりがちな心を透明にしてくれたのを忘れてはいけません。

 天上には紺碧の空。
 大地には連山の緑。
 そして
 隣には仲間の愉快。
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彼岸花ビューポイントの穴場

2010-10-02 19:57:56 | 風景
 道の駅「いっぷく処横川」近くの国道362沿いに見事な彼岸花群落があります。
 車からも充分見えますが、やっぱり車から降りてみると、栗林の下は赤い絨毯を敷き詰めたような彼岸花群。
 この国道沿いには彼岸花があちこち確認できますが、これだけの規模で見られるのはここだけです。
 ニュースで埼玉の彼岸花名所がよく紹介されますが、ここは観光化されていないポイントとして見事です。
 この鄙びた素人ぽい感じがいいですね。
 ここの彼岸花を見るために駐車している車は、1台だけでした。
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