山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ポンチで穴あけ、防風・防寒対策

2012-12-21 21:09:26 | 農作業・野菜
 防寒対策としてビニールフィルムをトンネル支柱にかけてきたが、ことごとく飛ばされてしまう。
 風の力は侮れない。
 丸太や置き石でも飛ばしてしまう。

 作戦を変えてビニールフィルムにポンチで穴をあけることにした。

          
 一日中陽があたらないわが家の庭のあじさいの苗が危ない。
 慌てて陽のあたる畑に移動し穴開きフィルムをかける。

                   
 同じくブルーベリーも移動して穴開きフィルムをかける。
 植木鉢の中もコチンコチンに凍っていた。
 鉢のサイドに剪定した茶の枝を置いて防寒とする。

 時間が足りなくて夕闇の中での作業になってしまった。
 取り合えず、寒さを乗り越えたいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビンカ峠の眺望は絶景!

2012-12-20 19:14:28 | 風景
 中川根町と春野町の境界にある「ビンカ峠」を訪れる人は少ない。
 以前、途中まで車で進入したがだんだん不安になってきてもどってしまった。

 「ビンカ」とは、「イヌツゲ」(モチノキ科)の別名。
 樹齢が500年というが、胴まわりが1.4mある。
 町の天然記念物に指定されたほど、イヌツゲでこれだけ太いのは確かに貴重だ。

 いわゆる本ツゲと言われる「ツゲ」は、ツゲ科。
 櫛はもちろん用途が多様で葉は対生である。
 「イヌツゲ」は役に立たないという意味だが、垣根や植え込みで身近な植物。

 
         
                 
 残念ながら富士山は見えなかったが、眺望は間違いなく素晴らしい。
 大井川の川面や山の集落も見える。

 町内にはほんとうに眺望の素晴らしい箇所がいっぱいある。
 この財産を生かしたいものだ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カモシカを食べた犯人は?

2012-12-19 19:43:10 | 旅行・散策
 「なんだこれは!!?」
 沈着なツガル博士は珍しく叫んだのだ。
 林道沿いに横たわる子どものカモシカの遺骸。
 
      
 前足2本がない。
 あばら骨もない。
 それにしても、きれいに食べられている。
 さすが、後ろ足の先端だけ残っている。

                
 顔の前にアゴが転がっていた。
 虫歯もないきれいな歯だ。
 いったいだれが最初に一撃を与えたのだろう。
 前足もアゴも強力なパワーがないと引きちぎれないはずだ。
 事故で動けなくなったのか、熊が出没したのか。
 謎はどんどんふくらんでいくばかりだ。

                       
 川根町の山々をのぞむ頂上は、三ツ星山だ。
 平日でしかもマイナーな山のようで出会う人はいなかった。
 林道沿いの樹木が広葉樹であるのがいい。

        
 頂上には「三等三角点」が埋まっていた。
基本的に三角点は4等まである。
 設置間隔が、一等は40km、二等は8km、三等は4km、四等は2kmということだ。

 カモシカ事件は今のところ迷宮入りだが、事件はなにげない所に起きるものなんだ。
                       
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防寒には「プチプチ」に限る

2012-12-18 19:24:08 | リフォーム・屋内作業
 この辺の古民家は玄関の土間の正面に掘り炬燵などがある居間がある。
 わが家も同じつくりだ。
 しかしなんといっても、隙間風がスゴイ。
 なので今年はプチプチシートをはってみた。

     
 木枯らしが吹き始めると、室内にも寒風がやってくる。
 蛍光灯のスウィッチひもが揺れる。
 防寒対策で閉めっきりのカーテンが風で膨らむ。

               
 手持ちのプチプチでは足らずホームセンターでプチプチを買ってくる。
 おかげで室内に風が来るのがほぼなくなる。
 人間の出入りがあるので部屋の全部はできない。
 そりゃそうだ。

                         
 高価な隙間テープでまずは隙間風を止めたつもりだが、隙間がまだある。
 つまり、柱が傾いているのだ。
 あと数ヶ月、修行が続く。

 となりの師匠から太い大根をいっぱいいただく。
 「柔らかい煮物用だよ」
 と言われたが、やはり漬物になりそう。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウィンナーみたいなツチアケビ

2012-12-17 19:37:15 | 植物
 ツガル博士が暗い林床を指差した。
 指のかなたをたどると、赤いウィンナーのような塊が見えた。
 見事な「ツチアケビ」(ラン科)だった。

 ラン科に「無葉ラン」というのがあるが、これも葉がない。
 地下茎の共生菌から養分をもらっている。

 杉や檜の暗い林でも見つかる貴重な植物だ。
 糖分があるらしく動物は食べるようだが、まったく食欲はおきない。
 開花の時期をつい逃してしまう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲上の開拓集落は紺碧の空

2012-12-16 19:10:20 | 旅行・散策

 昨日の雨にもかかわらず、きょうは完全に快晴だった。
 浮世絵の青の色を思い出すほどの見事なブルーだ。

 そんななか、浜松市春野町の五和開拓集落を19人が探訪した。
 背景である南アルプスの最南端の山々をシンフォニーの天野さんがそれぞれ説明してくれた。

    
 最初に訪問したのが自然薯栽培で活躍の「山本農園」。
 ムカゴをハウスで育てた後、プラスチックの波板を埋めて、育ったヤマノイモを長いビニール袋に入れて埋めていくという。

              
 山本さんが入植したのはおじいさんの代から。
 自然薯栽培の農家は町内に9軒あるそうだ。
 かなり大規模にやっているので、近所の雇用にも貢献している。
 帰りに大根の収穫をみんなで行い、それをおみやげにしてくれた。

                     
 10問のクイズを出したが、戦後すぐ五和の開拓を強力に進めたのがGHQだったと気がついた人は少なかった。
 これほどの山の中にもマッカーサーの権威が貫徹していたわけだ。

 フユイチゴの実に出会えると期待していたが、残念葉っぱだけだった。
 そのかわり、ヤブコウジの群落に出会えたのがさいわい。

 それからまもなく、選挙の投票に向かう。
 どこに入れるか今回ほど迷ったことはない。

                     
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

覚悟はよいかヒリヒリ、ユズコショウ作り

2012-12-15 17:33:27 | 食彩・山菜・きのこ
メガネ(ゴーグル)、マスク、ビニール手袋の出で立ちの和宮様。
 今月上旬のことだった。
 完全武装?で「赤いユズコショウ」づくりを始めたのだ。

 なんといっても、トウガラシの種取りが第一関門。
 これを素手でやったらピリピリがおさまらない。
 指で首や背中を掻いたらヒリヒリ地獄へ陥る。

     
 ユズの皮はなるべく白い所がはいらないよう皮を剥く。
 赤トウガラシ・ユズの皮・塩をフードプロセッサーで細かく混ぜる。

                  
 仕上げにユズの絞り汁を入れてできあがり。
 熱々ご飯と一緒に、「いただきまーす」
 畑のトウガラシは少なめに作って正解。

                   
  
 
           
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ど根性杉はいかに

2012-12-14 20:55:18 | 路上観察
 先月、とある「道の駅」でのこと。
 友人が指差す方向を見ると、なんと天空に向かって堂々と自己主張している杉の姿があった。
 水には困らないと言えばそうなのだが。

 白い紙の「四手」でも飾れば、ちょっとした名物になるかもね。

                   
 ただし、この杉が大きくなったらどうするのだろうか、と余計なことを考え込む。
 見る角度によっては、電線が杉と接触しているように見える。
 でもいずれ、ぶつかってしまうだろうな、とまたおせっかいな空想をする。

 あっぱれ、ど根性杉はこの寒風のなか、どうしているだろうか、とまたまた無責任な優しさをはたらかせてみる。

 要するに、それだけ杉の生命力の素晴らしさに驚愕したわけだ。
 教訓!!
 乱世?に生きるにはこのぐらいのパワーが必要なんだな。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枯れ草も大切に

2012-12-13 20:10:07 | 農作業・野菜
 裏の畑の利用は半分ほどが野菜の畝とシイタケほだ木畑。
 あとは荒野のままで、雑草天国である。

 火事になっても困るので、枯れ草を刈る。
 はじめは混合ガソリンの草刈機を使っていたが、柄の長いカマにした。
 そのほうが効率が良いのがわかった。

                  
 陽が出ている間がチャンスとばかり草刈りしていると汗ばんでくる。
 それが狙いなのだ。
 家の中に入ると寒いだけ。
 暖房費も馬鹿にならない。

 冬には冬の作業というものを自然は用意してくれる。
 集めた枯れ草を「手押切機」で細かく切って、それを防寒用として野菜の脇に漉き込む。
 寒冷紗やビニールだけでは霜には勝てない。
 枯れた雑草も役に立つんだ。
 ほんとうに、自然界には無駄というものがない。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白菜を縛る

2012-12-12 20:26:18 | 農作業・野菜
 白菜がもう一回り大きくなるのを待っていたが、すでに霜が降り、白菜の成長も止まっている。
 「まあいいかっ」と、外葉を縛る。
 手がかじかんでもたもたする。

                   
 防寒のため雑草を株間に敷き詰める。
 教科書にはないが、肥料にもしようという魂胆でもある。

 さいわい、天気が良いので陽が照っている間に行う。
 曇っていたり、風が強いと、とても仕事にならない。

 雪はまだ裏の畑や道草山に残っている。
 バケツの中の氷の厚さは2cmほどあった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする