一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

韓国岳~大浪池 ……花酔いするほどのミヤマキリシマ・ロードを行く……

2010年06月06日 | 山岳会時代の山行
からつ労山の月例山行は、普通、月に1度、第3日曜日に行われているが、6月と7月だけは第1日曜日と第3日曜日の2回行われる。 6月の第1日曜日の予定は、本来「霧島縦走」であった。 だが、新燃岳の噴火により、警戒レベル2(火口周辺への立入規制等)が続いており、縦走は不可能になった。 よって、本日は、高千穂峰コースと韓国岳コースに分かれ、登山した。 私は、3年前に高千穂峰は登っているが、韓国岳はまだ登っ . . . 本文を読む

市房山 ……あれほどのヒカゲツツジの大群落は見たことがない……

2010年05月16日 | 山岳会時代の山行
からつ労山の5月の月例山行は市房山。 山岳会で今年の山行計画を立てる際、アンケート調査を行ったのだが、 「今年登りたい山ベスト1」に輝いたのが、この市房山だった。 今月は、GWに、特別山行で、天包山と石堂山に登っている。 市房山に登れば、5月のうちに米良三山登山を達成することになる。 2週間前に石堂山に登った時、アケボノツツジ越しに見えた市房山はとても美しかった。 その山にいよいよ登ることができる . . . 本文を読む

米良の山②「石堂山」 ……アケボノツツジとミツバツツジの競演に興奮……

2010年05月04日 | 山岳会時代の山行
双子キャンプ場の管理棟で一夜を過ごした我々は、早朝5時起床。 各自朝食を作って食べ、後片づけと出発準備。 6時に、マイクロバスで出発した。 米良椎葉林道を走っている時、井戸内峠で左折しなければならないのに直進してしまい、道が下りに転じた時点で間違いに気づき、Uターン。 井戸内峠まで戻り、そこから未舗装の道へ入って行った。 未舗装ではあるが、悪路ではなく、マイクロバスでも登山口まで辿り着くことができ . . . 本文を読む

米良の山①「天包山」 ……黒く塗りつぶされたキャンバスに燦めく星々……

2010年05月03日 | 山岳会時代の山行
(石堂山山頂から見た天包山) からつ労山では、毎年、ゴールデンウィークに、月例山行とは別に、「GW特別山行」を行っている。 今年は、5月3日(月)~4日(火)の1泊2日で、宮崎県にある天包山と石堂山。 五家荘、椎葉荘、米良荘を、九州三大秘境と呼んでいるが、 脊梁山脈の南端に椎葉荘があり、そのさらに南に隣接したところに米良荘がある。 この米良荘には、米良三山と呼ばれている、市房山(1722m)、石 . . . 本文を読む

緩木山~越敷岳 ……アケボノツツジを見ながら稜線をゆっくり歩いた……

2010年04月18日 | 山岳会時代の山行
からつ労山の4月の月例山行は、大分県の「緩木山~越敷岳」。 祖母山系の西に位置する緩木山(1046m)と越敷岳(1061m)、 その稜線では、アケボノツツジを見ることができる。 アケボノツツジは、九州では主に祖母山系や大崩山系など標高の高い山地に自生している。 健脚でないと見ることができないようなイメージがあるが、ここ緩木山~越敷岳の稜線上では、比較的簡単にアケボノツツジに逢うことができる。 歩き . . . 本文を読む

久住山・稲星山 ……くじゅうはやはり、こうでなくっちゃ……

2010年02月21日 | 山岳会時代の山行
からつ労山の月例山行で、くじゅうへ行ってきた。 本来は、牧ノ戸峠から中岳に登り、大曲登山口に下りてくるだけの予定であったが、運営委員会で「稲星山はあまり行かない山なので、久住山から稲星山を経由するコースも作ってはどうか」との声があり、Bコースが設けられた。 今回の参加者は18名。 参加者にコース選択をしてもらうと、次のようになった。 Aコース(4名) 牧ノ戸峠~沓掛山~久住分かれ~中岳~池ノ小屋~ . . . 本文を読む

雲仙(妙見岳・国見岳・普賢岳) …美しきものを見し人・再会と新たな出会い…

2010年02月07日 | 山岳会時代の山行
もう2年以上前になる。 2007年11月19日。 からつ労山の月例山行で、阿蘇・根子岳に登った。 そのとき参加していた一人の女性のことが、今でも強く印象に残っている。 会員ではなく、一般参加の方であった。 この女性は、スケッチブックを持参し、天狗岩を描いていた。 写真を撮る人は多いが、スケッチをする人はあまり見かけたことがない。 私は、からつ労山に入会して以来、ほぼ毎月月例山行に参加しているが、ス . . . 本文を読む

英彦山 ……ぎらりと光るダイヤのような日……

2010年01月24日 | 山岳会時代の山行
H・D・ソローは『森の生活』の中で言っている。 《死ぬ時に、 実は本当には 生きていなかったと 知ることがないように》と。 ドキリとする言葉である。 現代人は、物質主義の中で生きている。 暮らしのほとんどを、 ただ暮らしに必要な物と、 心地よさを追い求めるためだけに費やし、 そのために、 働きづめに働き、 その結果、本当の豊かさとは程遠い生活を余儀なくされている。 最近、茨木のり子の詩集を読 . . . 本文を読む

からつ勤労者山岳会「第23回定期総会」 ……2010年山行計画決まる……

2010年01月17日 | 山岳会時代の山行
からつ勤労者山岳会の定期総会が、唐津市西の浜の【渚館きむら】で開催された。 13:00~14:00「第23回定期総会」 14:00~15:30「健康チェック」その他 15:30~18:30「新年会」 出席者39名。 委任状17名。 計56名(会員数65名)で、定数を満たし、議会成立。 定期総会は、プログラムに沿って議事進行された。 1.開会のことば 2.故人(Yさん)を偲んで黙祷 3.会長の挨 . . . 本文を読む

尺岳~福知山 ……冬の縦走路は、なんて幸せな気分にしてくれるんだろう……

2009年12月20日 | 山岳会時代の山行
からつ労山の今年最後の月例山行は、九州自然歩道の尺岳から福知山。 昨年の4月の月例山行で、尺岳から皿倉山を歩いた。 九州自然歩道のスタート地点は皿倉山にあって、前回は、尺岳から皿倉山へ逆方向へ歩いたのだ。 今日は、九州自歩道を繋いで歩く企画の第2回目ということで、尺岳から福知山へ歩く。 【A班】安入寺登山口~赤松尾根~竜王越~尺岳~竜王越~山瀬越~豊前越~カラス落とし~荒宿荘山小屋(昼食)~福知山 . . . 本文を読む