寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

一般教育課程その4

2004年11月09日 | 学生時代
煮死駄教官の英語が面白かったことは前に書いたが、苦痛を伴う英語もあった。これは2年の前期のことだ。Yというハワイの大学を出た教授は毎回アット・ランダムに学生を指名し、訳させた。彼曰く、読みで何回も間違うと×、下手糞な訳でも×にすると。2回続けて×になった段階で単位は不可になると声高らかに宣言し、学生の度肝を抜いた。確かに×になった学生は何人もいた。哀れにも×を2回つけられた男(ウノコウである)もいる。だからYさんが教室に入ってきて、『学生番号○□ #★君』と指名があるまでは、ものすごい緊張感があった。でも、この先生は優しい人であった。ウノコウは単位をもらい、専門に進んだ。理系学部の学生には温情があったということだろう。
コメント
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