寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

台湾への旅(その2)

2009年06月12日 | 

私は極軽装備で旅に出た。小遣いにパスポート、スケジュール表、着替え、カメラ、髭剃り器、折り畳み傘。そして新たに購入した台北のガイドブック。

手提げかばん一個に楽々と収まった。格好はもちろん普段着である。足りないものは現地で買えと友人がアドバイスしてくれたからだ。

キャビンアテンダントが下手糞な日本語で昼食を選んでくれと言う。iPodのヘッドフォンを外し「ピラフと鶏肉のソテー」を受け取り、白ワインを貰った。

機内食は昔に比べると随分おいしくなっている。お菓子にもみじ饅頭がつくところはベタな気もするが、甘いものは大好きである。ぺろりと平らげて再びイーグルスの「Take It Easy」を聴き始めた。飛行機は灰色の雲の上を飛んでいた。私は舌打ちして顔を曇らせた。

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台湾への旅(その1)

2009年06月12日 | 

大量のスパムメールがゴミ箱に移される中、古い友人から近況報告が届いていた。苦いコーヒーを飲みながら彼と異国で再会した時のことを懐かしく回想したのである。

2007年、私は台湾へ渡航するため三原市本郷町の広島空港に向かった。空港があまりにも辺鄙な所にあるのが癪に障った。空港では旅行代理店の簡単な説明があったが、無視して搭乗手続きを済ませてフライトを待った。

2時間後、上空から下界がきれいに見えた。離陸時の緊張が解れて冗談を言う元気が出ていた。

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