寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

台北の屋台を思い出して肉野菜炒めを作る

2010年01月08日 | 家飯

台北の食が世界のトップクラスであることは言うまでもない。2度目の訪台で再度食べ歩いて(高級店から庶民が利用する店まで)それをはっきりと確信した。

初めての旅で特に印象に残っているのが青菜のシンプルな炒め物である。味付けは塩、にんにく、コショウと旨味調味料少々だが、野菜のおいしさが前面に出ていた。

私が野菜炒めを作る時には台北で食した味を常にイメージしている。旨味調味料を使わずに醤油に少しオイスターソースを足したものを調味液とする。

小松菜の軸のみサラダ油と塩を加えたお湯でさっとゆでてから豚肉、玉ねぎと炒め塩などで軽く味付けする。葉を投入して調味液を回しかけて完成。強火で手早く加熱することを心がければうまくいくはずだ。

中華料理店に行かずとも家庭で台北の屋台の味を再現することは可能だ。

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ワタリガニの内子は左党が喜ぶ珍味

2010年01月08日 | 食材

この時期、ワタリガニ(メス)の値段が高いのは内子が入っているためだ。茶褐色~オレンジ色の子はホクホクそしてねっとりとした食感で酒がグビグビ進む。

若干のほろ苦さはシャコの子にも似ているが、味はこちらが格段に上である。冬の酒肴(珍味)としては三本の指に入ると私は思っている。瀬戸内のワタリガニをぜひ一度お試しあれ。

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ワタリガニの肉をほじくり出す

2010年01月08日 | 食材

小さいカニの方が味がよいのに敬遠されるのは何故だろう。大きな理由は2つあると思う。食べ比べをしたことのない人がほとんどである(≒質よりも量を重視する)のと食べるのが面倒臭いためだと考えられる。

大雑把な旨みが好きというのはまだ分かるが、自分の指や歯を使って肉を取り出す能力が劣化しているのはいただけない。

ほじくり出して集めたワタリガニの肉は美しい。大ガニとは旨みのレベルが違う。手間を惜しんでいたのでは何時まで経っても美味にはありつけないし、知力も発達しない。

蒸したワタリガニ

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