大学跡地にオープンしたショッピングモール・アーバス東千田

東千田キャンパスを後にした私は千田通りを歩いて「日赤原爆病院前電停」方面に向かった。旧大学正門の前を過ぎるとお好み焼き店「かむろ」である。


量と安さを第一に考える貧乏学生は「松浦商店」に雪崩れ込むのが普通だったが、稀に懐が温かくなると「かむろ」で上品な食事をすることもあった（笑）。

「平和書房」の角を曲がり駅前通りに入る。北門のそば（西側）に「アーバス東千田ショッピングモール」が出来ていた（今年３月のオープン）。しまむら、讃岐うどん・焼肉の店と庶民的な感じでかなり繁盛している様子が伺えた。



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原爆死歿者埋葬の地（広島高等師範学校・広島文理科大学）

私達が「学生会館」と呼んでいた建物の一部は現在も残っている（現・東千田キャンパス）。生協（食堂）の傍に前身校の歴史を示す巨石がある。ここで噴き出た汗を拭い「広島高等師範学校 広島文理科大学 原爆死歿者遺骨埋葬の地」と刻まれた石碑の前に移動した。


そして頭を下げ全原爆犠牲者に黙祷を捧げた。６５回目の原爆の日に母校で手を合わせることにより私は旅の目的の半分を果たしたのだった。



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