お盆の花火大会が終了する

１９時過ぎに打ち上げ花火の音が聞こえた。暑いので外には出なかったのだが、昔は自宅前から美しい花火が見えたものである。私は日本酒の水割りに口をつけて「お盆が終わったな」と言った。明日からは交通量が増えて町に活気が戻ることだろう。

友人からの便りに目を通す

旧友から葉書が届いた。まったく無駄のない文章だから読むのが楽である。思えば彼との付き合いは四半世紀になろうとしている。育ちも物の考え方も大きく異なる二人の関係がここまで続いたのはどこか共感できる部分があったためだろう。

若き日の私は彼から人生哲学を学んだ気がする。夏の便りにもこれからの生き方について簡略に触れていたが、強かさと謙虚さの両面は万人に必要だと思う。魅力的な人間は必ず謙虚さを持ち合わせている。「我欲のかたまりのような指導者が軽蔑されるのは当然だな」と私は呟き、売国奴の罪と罰について考えていた。

広島中郵便局の風景印

そごうの隣に位置する広島中郵便局（中区基町）。ここの風景印の絵柄は原爆ドームと平和大橋である。風景印は記念印（消印）の一種で私は旅先から手紙を出す時に窓口で「風景印を押して配達して下さい」と頼む。

全ての郵便局が風景印を備えているわけではないが、集配局や近くに観光名所がある局にはまずあると考えてよい。未使用切手を台紙に張ったものや未使用はがきに記念押印してもらい自分用に持ち帰る人もいる。