寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

蒸し暑い日にはあっさり味のドライカレーだ!

2011年08月30日 | 家飯
汁気の少ないドライカレーが私は結構好きである。ひき肉と野菜とカレー粉と水(+酒)だけでそれなりの味が短時間で完成するからだ。冷蔵庫で眠っている野菜を一気に片付けることができて、しかも健康的と一石二鳥である。

今回はナスとトマトの粗微塵切りをたっぷりと使って旨みを引き出した。隠し味は醤油と少量のウスターソース。カレー風味のミートソースとも言えるが、不思議とあっさりしている。中高年に受けがいいのは当然であろう。

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忠海の川下遊廓跡を訪ねて(その5)

2011年08月30日 | 
「おはようございます。この辺りは昔お盛んだったと聞きますが…」

老人はきっと嫌な顔をすると予想した私だったが、取り越し苦労であった。お前さんも好きじゃのぅと言いたげな笑みを浮かべて彼は語り始めたのだ。

「ほうよ。…ここらは女郎屋でな。店の前が雁木じゃった」

色街の生き字引と表現してもよい男性は格子戸の家の前で昔を懐かしむかのように話を続けた。

「ようけ(遊)女が並んどったわ。じゃが、わしは一度も(店には)上がったことがないんよ。今から思うと惜しいことをしたなー。ハハハハハ…」

西村晃そっくりの高い声につられて私もヘラヘラ笑った。しっかりとした足取りで湊明神社の方へ歩いて行く黄門さまを見送り頭を下げた。若き日の男性が見た遊里の賑わいを想像し妓楼の裏手(すぐ西)を流れる大砂川河口へ歩を進めた。

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