寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

吉香神社近くの錦雲閣で涼をとる

2009年12月25日 | 

吉香神社境内の南隅に建つ錦雲閣(きんうんかく)。明治十八(1885)年に完成した絵馬堂である。江戸時代、この位置に三階建ての南矢倉があったという。

私は錦雲閣の中に入り堀を眺めた。ここは涼をとるには格好の場所だ。汗がひいたので再び歩き出した。

錦雲閣(絵馬堂)

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吉香牡丹園の前を通り岩国徴古館に入る

2009年12月24日 | 

岩国高校記念館を出て堀に沿って歩く。「岩国徴古館」はすぐ近くにあった。吉香牡丹園の前を通って中に入る(料金は無料)。

岩国徴古館

この建物には絵画や書などの資料が多数展示されているが、錦帯橋の模型と架替図面が特に印象に残った。館内は何故か暑くて長居するのは難しかった。堀に架かる橋を渡り涼しげな場所を求めて移動した。

錦帯橋の模型

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歴史ある岩国高校記念館

2009年12月24日 | 

私は古めかしい木造建築に近づいて所々が剥げ落ちた「由来記」を食い入るように見た。大正五(1916)年に建てられた旧制岩国中学校の武道場は現在「岩国高校記念館」という名称である。旧制中学の前身は藩校「養老館」で歴史は相当古い。

岩国高校記念館由来記

武道場には明治時代の校舎の一部を再利用したと書いてあるのは意外だった。名門岩国高校は昭和四十三(1968)年にこの横山から移転している。

岩国高校記念館

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岩国城下の面影が残る香川家長屋門

2009年12月23日 | 

横山地区に残る最も古い建物が「香川家長屋門」である。家老香川氏の表門は元禄六(1693)年の建立と伝わる。昭和四十一(1966)年、山口県有形文化財に指定されている。

中は個人の住宅であるため見学は外観のみになるが、江戸時代の雰囲気は十分に伝わってくる。私は堀のある方へ移動した。そして喫茶店の前を通り過ぎようとした瞬間に興味深い建物を見つけた。

横山の喫茶店

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岩国市横山のアイスクリーム専門店

2009年12月23日 | 

私は第五目的地の岩国市横山を散策し始めた。江戸時代の横山には「身分の高い武士の住まい」があったという話だが、今では「アイスクリーム専門店」ができて甘い物好きを喜ばせている。その品揃えの多さには驚いた。

横山地区の古い家屋

休憩所近くの古い家屋を見て「吉香(きっこう)公園」入口に建つ銅像のそばまで歩いて行った。それには「錦帯橋」を建設した吉川広嘉の名が刻まれていた。

吉川広嘉(きっかわひろよし)公の銅像

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錦帯橋をバックに記念撮影

2009年12月22日 | 

「槍倒し松」の由来に目を通していた私は家族連れに「写真を撮ってもらえますか」と声を掛けられた。もちろん快く応じた。錦帯橋が昭和二十五(1950)年秋の台風で流出したのはまことに残念だが、昔と同じ工法によって再建された。

そして「平成の架け替え工事」が話題になったことは記憶に新しい。そのおかげで我々は江戸時代と同じ雄姿を眺めることができるのである。

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錦帯橋から雄大な錦川を望む

2009年12月22日 | 

錦帯橋は「錦川」に架かる木造のアーチ橋である。美しい景色を眺めながら199.3メートルの橋を渡る。

対岸の左手に傾いた松を見つけた私は河川敷に下り立った。「槍倒(やりこか)し松」という名がついた木の周りには数人の観光客が集まっていた。

槍倒(やりこか)し松

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錦帯橋を渡る大勢の人達

2009年12月21日 | 

錦帯橋には多国籍の老若男女が集まり、所々で写真を撮っている。集団で移動するとキュッと木材のきしむ音が聞こえる。これが外国人には面白いようである。

私が西岩国を訪れたのは汗ばむ時期であった。錦川の「鮎釣り」を高い所から見物するのは楽しかった。雄大な川の流れは暑さを忘れさせてくれた。

錦川の釣り人

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巨大な錦帯橋が視界に入る

2009年12月21日 | 

しこたま町歩きをして錦帯橋の料金所前に着いた。財布を取り出す際に旧友(山口出身)の忠告を思い出した。

「錦帯橋を渡ってから必ずロープウェーに乗れよ。上に行けば俺の言った意味がわかるから」

セット券(表)

そこで橋・ロープウェー・岩国城のセット券(大人930円)を購入したのである。裏面には注意事がいろいろ書いてあった。三番目の「橋上では飲食禁止・禁煙」に少し驚いた。

セット券(裏)

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西岩国の大明小路を進む(その3)

2009年12月20日 | 

「こんにちは。この建物は築何年くらいですか」

年配の男性は私をちらっと見て「あーこれね。百年以上だよ」と答えた。

「やっぱりそうですか。この通りには古い木造建築がいっぱい残っているのがいいですね」

「そうかい。町並み保存と言っても市から補助は出ない。だから結構大変なんだ」

老人は笑いながら実情を語った。確かに建物の横壁は崩れかかっており、町並みを維持するのは容易でないことがわかる。しかし、「市の補助をあてにせず観光客を呼び込む努力は自分達でするものだ」という本音を聞くことができて嬉しかった。

下町の人間は「余計なこと」をダラダラと語らない。それが柄の悪い港町との大きな違いだろう(笑)

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西岩国の大明小路を進む(その2)

2009年12月19日 | 

「大明小路」を橋方面に向かって歩く。私は喉の渇きも忘れて歴史的木造建築群に目を奪われた。時計の針がグングン逆に回るように感じた。

「菓子工房」そして「旅館」らしき三階建てはおそらく昭和以前に出来たものであろう。近くを掃除していた老人と目が合ったので声をかけてみた。

大明小路の木造三階建て

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西岩国の大明小路を進む(その1)

2009年12月18日 | 

第四目的地の旧銭湯を後にした私は再び「大明小路」に出た。西岩国のメインストリートには趣のある建物が数多く存在する。

小説「おはん」に登場する「半月庵」の入り口でメニューを眺めていると腹がグーグー鳴った。それで時計を見たのだが、昼食をとるにはまだ早かった。

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錦帯橋近くの元銭湯「五橋湯」(後編)

2009年12月18日 | 

店内に「木製の脱衣ロッカー」が残っていたので驚いた。いろはに…と太い黒字で書いてあるのが時代を感じさせて面白い。

漬物屋が販売する大学芋

店にはきさくな従業員が二人いて簡単に商品説明をしてくれた。定番の漬物の他にキムチ、コロッケ、大学芋を売っていた。私は土産に大学芋を買い求めた。芋に蜜を絡めるのではなく吸わせているのが特徴ですっきりした甘さは左党にも喜ばれるだろう。

女性の従業員は「大学芋を冷凍しデザートとして食べると美味しいですよ」と教えてくれた。半解凍(少しシャリシャリするくらい)の芋を風呂上りに食べてみて「確かにこの食べ方も有りだな」と思った。

半解凍の大学芋

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錦帯橋近くの元銭湯「五橋湯」(前編)

2009年12月17日 | 

「魚町」から「材木町」を抜けて「土手町」付近に着いた。昭和初期に建てられた元銭湯「五橋湯」の場所はすぐにわかった。

この歴史的建造物は現在「魚町」にある漬物屋の支店(販売所)になっている。せっかくなので中に入ってみることにした。

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岩国城下・魚町で存在感を示す漬物屋

2009年12月17日 | 

私は旧魚町の「漬物屋」の前で立ち止まった。見張り塔のような最上階がかわいらしい。この店は長年にわたる醤油製造を廃業した後に新分野に活路を見出し現在に至っている。

築百数十年といわれる建物を見つめ漬物と自分の関係について考えた。漬物を食べない日は旅行に出た時くらいで、ほとんど毎日口にする食材だ。

日本人はおいしい漬物から栄養を摂取するだけでなく満足感も得ていることに気づいた。漬物屋の先はかつてモボが贔屓にした「理髪店」だったようである。

魚町の理髪店跡

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