無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ヌカクド作り(クン炭づくり)&新米

2009-11-07 23:05:32 | 日々の自然菜園
本日、


今日は、昼間クン炭焼きをしました。
クン炭とは、もみ殻を熱だけで燻すことで、炭化することです。

もみ殻は、稲を収穫し、玄米にする際にでる殻のことで、
ケイ素などを主成分にしますが、分解しにくく生のまま土にすき込むと
なかなか分解しないので難しい有機素材です。

ところが、もみ殻を炭にすることで土に還りやすく、炭が多孔物質ため微生物の住処やミネラル供給源として重宝します。

現在では、もみ殻は産業廃棄物として扱われているので、
はじめて畑にした場所や、野菜の育ちの悪い土壌にクン炭を鋤き込むと、野菜がとてもよく育ってくれます。


今回は、トップ写真のような車用のオイル缶(ペール缶)を再利用して、ヌカクドをシャロムのオーナーに教わりながらみんなで作りました。


設計図はこちらです。



ヌカクドとは、糠=もみ殻+竈(くど)=竈です。
つまり、もみ殻を燃料にしてお米が炊ける画期的な竈です。
ご飯が20分程度で炊け、燃え残ったもみ殻はクン炭になっている優れものです。


今年の新米です。
明日は、新米をAzumino自給農スクールで初炊きしようと思います。
今あるものがすべて役に立ち、無駄なく小さく循環していく様子はともて嬉しいものです。


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Azumino自給農スクールでは、11月28日(土)に、友人の蕎麦屋さんで蕎麦打ち体験教室&新そば試食会をやる予定です。
参加希望者は、この10月30日のコメント欄に詳細を載せておくので、11月20(金)までにメールくださいね。


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◆◇◆次回は11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功



明日のAzumino自給農スクール2009は、11月8日(日)です。
内容は、タマネギの定植・クン炭の作り方・大根の自家採種などです。

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蕎麦の最終調整&発酵飼料(鶏用)

2009-11-06 18:40:28 | 自然自給養鶏
本日、

先日一回唐箕(とうみ)で風選したものと今までハウスで乾燥させていました。
今回二回目の唐箕でよりゴミをなくしました。
ゴミの中には、虫(ヨトウムシ)などがいるので鶏の貴重なタンパク源です。


写真は、唐箕の手前の一番口のソバの実です。


これは、二番口のソバの実です。
未熟な実が出てきます。
今までは食べていましたが、今年はソバが豊作だったので、
鶏の餌に混ぜてあげることにしました。


最近、鶏の餌用に古い自然農法の小麦(玄麦)をいただきました。
食べるにはちょっとかび臭かったことと、
発酵飼料に興味があったので、
森の腐葉土+米ぬかで発酵素を作り、玄麦と混ぜて好気発酵(酸素発酵)しました。


途中、発酵中にかき混ぜて空気をまんべんなく混ぜ、
発酵で失った分の水分を加えたら、小麦が発芽しました。
まるでモルト(発芽麦芽)のようだったので、ちょっと味をみるとカビ臭さがなくなっていて、甘くよさそうな感じに仕上がりました。
これから、乾燥させ発酵を止めます。


ただ今収穫中の源助大根(奥)、聖護院カブ(手前)


ハクサイは、下に日本の松島純2号。
上に韓国ハクサイ(キムさん75日)のお試し収穫です。

今月末の蕎麦打ち体験教室&新そば試食会の準備は整い始め、
麦も蒔き終えてきました。
残りは、夏場に使った資材やハウスの整理整頓や、
大豆などの調整まだまだ冬のための野良仕事は続きます。


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ビール麦・ハダカ麦を蒔く(初霜)

2009-11-04 18:27:34 | 自然菜園の技術 基本
今朝は、寒かったです。
昨日は初雪で、今日は一面真っ白な霜(しも)化粧の畑。
11月は霜月(しもつき)というくらいですが、草は凍っています。
いよいよ本格的な冬が到来しました。


今日は、去年からはじめた甘木二条大麦と友人からいただいた裸麦を蒔きました。
どちらも大麦ですが、麦茶用ではありません。
麦茶用の六条大麦(セツゲンモチ)はすでに蒔きました。


今回蒔いた裸麦は、同じ六条大麦ですが、皮が奇麗にむけるので、
特殊な精麦法をしなくても、食べることができます。
主に、麦飯にしたり、麦麹などにして麦みそを仕込めるようになりたいです。


二条大麦は、通称ビール麦と呼ばれています。
ビールは、二条大麦とホップがあれば自給できそうです。
とりあえず、ビール麦を育てて増やしています。

ビール麦を水を含ませ発芽させるときに、デンプンが糖化するので麦芽糖ができます。
今年冬に麦芽糖など作ってみたいものです。


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初雪&紅葉(タマネギの定植・自家採種)

2009-11-03 18:30:28 | 自然菜園の技術 基本
本日、

うちの一番標高の高い畑では、紅葉と初雪の残雪が奇麗にコラボしていて、
とても奇麗です。


タマネギの苗作りはとても難しいのですが、
友人が育てたアトン(タキイ種苗)はとても大きく育っています。
アトンは保存性は年内と短めですが、甘みの強い大きいタマネギです。

タマネギの苗は、大きさを揃えて植えるのがポイントです。


タマネギの苗のサイズに合わせて、間隔を10㎝~12cmに均等に植えていきます。
今日は友人が手伝ってくれました。


10月上旬に植え直した去年のタマネギです。
タマネギの自家採種は、去年初めて成功しましたが、まだまだ課題が多く、
自然栽培に適した品種を育成するには、時間がかかりそうです。

そこで今回は、去年の反省点を改善してのチャレンジです。
今回は、雨よけ支柱を事前に作っておき、脇でエンドウも育てようと思います。

今夜は、晴れて満月が奇麗です。
明日は一層冷え込みそうなので、注意が必要です。

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大学生の受け入れ(合鴨の解体編)&ウコッケイの解体

2009-11-02 19:26:43 | 日々の自然菜園
本日、のち

昼間の晴天に変わり、現在みぞれっぽいが降っております。
もちろん初雪、温泉帰りです。


今日は、地元の大学生を受け入れて、合鴨の解体&鴨鍋を食べました。
地元の農家さんが、合鴨農法で無農薬栽培で田んぼをしています。
合鴨は、8月まで田んぼの草や虫を食べてくれるので、無農薬栽培の強力な助っ人です。
10月まで池で餌をやり脂が乗ってきた合鴨を自家用に解体しています。


これは、学生が絞めた合鴨の毛を取ったのち、
残った毛をバナーであぶりながら脱毛処理している様子です。
初めのうちは、命ある合鴨を絞める残酷さと血で引き気味だった学生も、
毛がなくなってくると、美味しそうといいはじめ慣れていきました。


気づいたら、合鴨鍋も完食でした。
うちのネギやハクサイといった野菜と鴨のコラボは、
寒くなった身体を内側から温めてくれました。


大学生が帰ってから、自宅で飼っていたウコッケイとニワトリも1羽ずつ絞めました。
合鴨

ウコッケイ(黒)の順番です。


ウコッケイの脚(上)は、鶏の脚(下)よりも指が2本多く、
特有の特徴があります。
全身は真っ黒で、内臓・骨まで黒いことから「烏黒鶏(うこっけい)」と名づけられました。
黒ければ黒いほど薬効が高いことで知られるウコッケイ、2時間煮込んで貴重な命をいただきます。


安曇野スタイル2009安曇野地球宿では、
近所のママさんがカフェ「ビスターリ(ヒンドゥー語:ゆっくり)」では、
豆をたっぷり使った豆カレーが美味しかったそうです。
最終日の明日こそは食べに行こうと思います。

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バジルの自家採種&安曇野スタイル2009

2009-11-01 18:37:27 | 日々の自然菜園
本日、でも強風、のち

久々の雨です。
自家採種用にバジルをハウスに移動させました。
バジルは、枯れてくるとサヤに種をつけます。
刈り取り、しばらく乾燥させておくと種が熟してきます。
それを叩いて来年蒔きます。

暖かい地方では、こぼれ種からも自然生えしますが、まず生えてこないので毎年自家採種します。
バジルの種の寿命は1年くらいです。


9月中旬に蒔いた冬野菜が大きくなってきました。
赤いカラシナはリアスカラシナ、ターサイなど寒くなってくると一層美味しい葉菜です。
今年から二十日大根の自家採種をはじめました。
二十日大根も無事発芽し、形質も維持しています。
毎年、自家採種が充実してくるのは嬉しいものです。


今日から3日間、安曇野スタイル2009が各地で行われています。
安曇野地球宿でも、日替わりでカフェや、手作り雑貨の販売など行われています。


今日は、フィンランド料理のカフェを近所のママさんが作っています。


私が食べたのは、フィンランド人のおばあさんに教わったブルーチーズのスープスパゲティーです。
食後には、コーヒーとティラミスロールを食べました。
美味しかったです。

明日は、近所のママさんが作る豆豆料理です。
個人的には彼女が作るサモサ(インドのピラミット型春巻き)が絶品です。


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