THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ジャンクフード・グルメ 其の一

2006-07-18 19:43:14 | これはグルメなのか

今はたまたま仕事が落ち着いているのでコマメにBlogを更新したり、バイクで走りにいったりと、一般人並みの余裕があるのだが、平常は殆ど余暇が無い。むしろ頭のネジを緩める為に、忙しくても敢えて仕事以外の事に手を出したりはする。これはサラリーマンだった頃から今迄の経験で身に付けた、俺なりのやり方だ。
クリエイティヴな仕事であり、仕事内容も様々なので発想の転換が必要だし、ずーっと仕事をしていると義務感のみが残ってしまい、好きでやってる筈の物もイヤになってしまう。

今から紹介するのは「ジャンクフード・グルメ」。
俺を直接知っている人達は、まさか俺が食べ物について文章を書くとは思ってはいるまい。
勿論俺は間違っても「美食家」では無い。むしろ「腹に入りゃ何でもいいや」である。
だが、旨い不味い位は判る。それに対してあまり文句を言わないだけだ。

ジャンクフード・グルメは、俺が限られた条件の中でささやかな悦びを見出す為の物である。
一頃は、食事は100%コンビニで賄っていた。活動時間の長い俺は1日5食位食べるので、100%コンビニだと月に食費が10万円位掛かってしまう。また、その都度コンビニに行く時間も勿体無い。

で、今は食料を会社に買い置きしている。便利なのはスパゲッティ。麺は小出しに使えるし、茹でている間に仕事も出来る。しかも安上がりで、その上意外と腹持ちが良い。

次はやっぱりレトルト食品か。味は良い(ヒドいのもある)し、保管に気を遣わなくて良い。その他生味噌タイプの味噌汁や缶詰、お茶漬けなんかも重宝しているが、まずは王道のインスタント麺から。

Epsn1785

我が地元企業の「スガキヤ」がリリースする「台湾ラーメン」。台湾ラーメンだから台湾特産という訳ではなく、名古屋名物だ。ご当地ラーメンとしては名古屋と言えば台湾ラーメン。
何故?? 正直俺も正しい事は知らないのだが、多分「味仙」(みせん)という台湾料理の店が発祥では、と思っている。味仙は数件のチェーン店を持ち、TVでもコマーシャルをやっている有名店だ。

「スガキヤ」は、スーパー等にビルトインする形で手を広げ、ラーメン類とソフトクリームやぜんざい等の甘味が主力商品の、今や名古屋の文化そのものと言えるラーメン店。出店は名古屋近郊から中部地区が主なので、他の地域の人達は知らないかもしれない。昭和21年創立当初は「寿がきや」だったが、インスタント麺用に粉スープを開発した以降に別会社「寿がきや食品」を設立、以来本家のラーメンファーストフードの会社(その後スガキコシステムズに社名変更)と二本立てで好調な経営を続けている。

ユニークなのは店舗&商品展開の仕方。スガキヤを全く知らない人からすれば「何故ラーメンとソフトクリーム?」と思うかもしれないが、スーパーや駅の一角にこんな店があったら、家族連れや奥様方、高校・大学生達が時間を問わず出入するのも分かるのでは? 最近では、これまた名古屋の文化といえるパチンコ店への出店がめざましく、一方で寿がきや食品ではインスタント味噌煮込みうどん等、地元を意識した商品がラインナップされている。その一つがこの「台湾ラーメン」である。

麺もスープも非常に良くできており、インスタント麺の常識を超えている。調理手順は他のインスタント袋麺と同じだが、茹で加減には注意が必要。多目のお湯でしっかり茹でるのが上手くいく様だ。台湾ラーメン本来の辛さも満足いく物だし、パッケージデザインもなかなか雰囲気出してる。だが袋麺としては少々お高く、定価で1個130円、3個パックで390円。個包装の中に台紙が入っているが、近年のエコロジーブームからすると、他の方法を考えるべきなのでは?

コメント
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