ちと仕事が忙しくなってきた。
所属するレーシングチーム(爆)の合宿が八月半ば頃に行われる予定なのだが、この分だとスペアエンジン組上げは間に合いそうに無い。
現状で腰下を組むパーツは全て揃っているので腰下を先に組んでしまおうかと思いつつ、僅かな期待を込めてピストンを注文した。
以前、友人のXLRをOH&ボアアップした事があり、この時の経験から「コレしかない」と思っていた鋳造ピストンがあったのだが、何故??か入手困難な様だ。コレが何かについては誤解を招く恐れがあるのでこの場では伏せておきますが・・・。
今回は排気量270~280cc、圧縮比10.5~11.0位で組みたい。上記鋳造ピストンは諦めて他を物色中、やたらと身近な所に流用適合しそうなピストン(何なのかはこのBlogを隈なく見て戴ければ想像付くかと)がある事に気付いた。3mmボアアウトの76mmで、ピン上もピストントップを加工すれば使えそうだったのだが、残念! ピストンピン径が1mm大きい。使うとすればコンロッド小端をボーリングする事となる。四輪のチューニングではこの方法でピストン流用する事もあるらしいが、XRのコンロッドではヤバそうだし、今回はそこまでする理由が無いので却下。
困ったぞ、ショップのピストンキットは使いたくないし、鍛造は扱いが面倒なので・・・という経緯でピストン選択を悩んでいたのだ。
何を選んだのか? それは後日紹介します。結局信念は曲げた。鍛造ピストンです。