小学1年生の娘の運動会に行った後、身支度して午後4時半に自宅を出発。
途中で○ックス○リュー池田店に寄るつもりが道を間違えて大回り。何とか辿り着いて肉等を購入。
現地到着は午後8時ちょうど。エラく時間が掛かってしまった。いつもは2時間強といった所なのだが、家族を乗せているので安全運転している事もあり、三時間半か。
既にエントラントが集まっているかと思いきや、センターハウス前駐車場は空いている。お陰で絶好の位置に停める事ができた。
車の荷物を降ろしてパドックを設営していると、隣の人から「こんばんは」と声を掛けられた。ややっ、いつも顔を会わせるKさん。やたら速い人で、出場したレースはいつも表彰台。俺が以前坂内に良く来ていた頃、何故か毎回と言える程に顔を会わせていた。一緒に走ってアドバイスを貰ったり、模擬レースに混ぜて貰ったりしていた。コリャ絶対に勝てない相手が増えたと思ったら、今回はマーシャルとして来ているのだそうだ。以前はとあるバイクショップに勤めてみえたと思うが、現在はご自身で商売されているらしい。今度コッソリ行ってみよう。
テントマニアのN目君がコレクションしていたテントを1基譲り受けたので設営。晩飯を食べる。俺としてはレースを家族ぐるみのレジャーにしたいので、バーベキューは欠かせない。そんでも子供はあまり食べないんだな・・・。自作のハイエースの荷台はベッドにもなる様に作ってあるので、一家四人共車の中で就寝。もう一人チビが増えるとキツイか?
朝6時少し前に起床すると、N川君が既に来ていた。
彼は俺の誘いにその気になってくれて、今回単独でのレースに初出場。坂内2DAYSエンデューロは毎回走っているし、それなりには練習走行してきている。俺の結果予想はこの記事の下の方にあります。
驚くべき事に今回彼は自走で参加。以前は軽の1BOXをトランポに使っていたが、手放してしまったらしい。「意外と何とかなる物ですねえ」とまで言っているのにはちょっと見直した。
坂内4時間EDは、非常に小気味よい進行で執り行われる。さすが行政の為せる業である。あれよあれよと1時間クラスのスタート時間。
1時間クラスは名目上「ビギナー」という事なのだが侮る事なかれ。勝ち狙いでエントリーする人が結構いるので、少なくとも上位陣はスプリント的になってしまうのだ。スタートは一斉ではなくゼッケン順に10台ずつ。N川君は一桁ゼッケンなので1グループ目にスタート! 見ていてもイケイケな雰囲気でコースに飲み込まれていく。
そしてオープニングラップ、トップはやたら速いKX80(?)。ブッチギリの速さだが(随分昔、3H-ED等で表彰台常連の人だったような気が・・・)、ナンとN川君は3位に喰らい付いて来た!! 集計ポイントのシケインもアグレッシヴな走りで通り抜ける。二周目、まだ3位を保っている。この速さは本物か? 「今3位」とのサインボードを出す。
三周目、アリャリャ、抜かれまくっている。2グループ目にスタートしたライダーに追いつかれた様だ。それでも射程距離範囲内。おおお、普段は非常にローテンションなN川君(スマン)だが、燃えている!! 見た目にも速い。
そして・・・そろそろ4周を終えて帰ってくる頃だが・・・帰って来ない(爆)。捜索に行こうかと歩き出したら、帰ってきた。全走行者の中で一人だけドロドロ。つー事は、コケたのか? 後で聞いたらエンジンが止まってしまい、掛からなかっただけなんだそうだが、何故にそこまでドロドロなのか?
スタートから30分経過。田中麗震愚のメンバーのみに通じるサインボードを出す。
勿論嫁さんも「何?」と聞いてくる。が、当然N川君には解るのだ。ボードを見せた瞬間、メットの中の顔が笑っていた。
レース中、駐車場の真ん中に放置された彼の荷物。
ありゃ・・・? ゴーグルが置き去りになっているぞ???
そして・・・。
・・・またも帰って来ない(爆)。しばらくしたら、ナンと徒歩で帰還。チェーンが外れて咬み込んでしまったらしい。一緒にヘルプに向かう。当然カメラ持参(爆)。
アクスルナットが緩かったのかな? コース上で修理を終えた時に時計を見ると、スタートから1時間を迎えている。ああ、もうチェッカー振ってるな。
今回は不完全燃焼に終わってしまった様だが、「次回はリベンジ」との心強い言葉。それにしても俺の予想通りだったのは、何とも言えませんな・・・。
本人視線のレポは、暫く後にコチラで見れる様になるでしょう。