THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

XR250カスタムを劇的に進化させるプロジェクト、スタート!!

2008-05-16 21:33:58 | XR250

エンデューロは参加型モータースポーツである、と思う。
観るレースじゃなく、走るレースなのです。
もちろん勝敗が決まる以上は結果も気にしてしまうワケで、「俺は遅いから、もっと練習してからレースに出るよ」なんてキモチもワカラン訳でもない。

一度でもエンデューロレースに出た事がある人ならば判ると思うが、完走した事によって得られる達成感から、そんなネガな部分は大部分が吹っ飛んでしまう。まあハナっから優勝を狙っている場合はこの限りではないが・・・。

さて、バイク乗りに復帰してから坂内のレースには必ず出ている俺だが、毎回一つ困る事がある。
子供たちが走っている俺を識別出来ないことである。
バイクに詳しい人でも遠目には車種の判断やライダーの識別が困難なので、特別に特徴のあるウェアを着ていない限りは俺でもゼッケンを見て判断しているくらい。ウチのチビたちでは判らないのも致し方ない。

毎回「何とかならないか?」と考えるのだが、なかなか難しい。
着ぐるみなどを着用するとかのコスプレが最も有力視されるが、著しくライディングの妨げになる為に敬遠してしまう。

今回俺は、一つの決断をした。
なにせ今回は練習不足なので、エンターテイメント性のみを重視して出場する事にする。

悔しいかな、去年の坂内2DAYSエンデューロで「仮面ライダー電王」のコスプレとデンバードに架装したバイクで出場したチームがあった。俺自身、故石ノ森章太郎氏の大ファンであり、仮面ライダーシリーズには特に思い入れがあるため、去年の坂内2DAYSでは密かにXLRのサイクロン化を考えていたのだ。結局やらなかったけどね・・・。
ちなみに俺はオタクではない。同様の物を好きであっても俺は自己完結しないので、根っこの部分で彼らとは180°異なると思っている。

サイクロンやハリケーンの架装は一見ナイスアイディアに思えるが、先人がいるだけにパクリ感は否めず、また全ての子供たちにわかってもらえるとは限らない。
そこで最初に考えたのが「宇宙戦艦ヤマト」を前後逆に架装する事。これは爆裂ミャフリャーの波動砲にちなんだものだが、製作するのがかなり困難なので却下。
となると、やはりコレしかないだろう。

電人ザボーガー。知らない人はコチラをどーぞ。ちなみに原作は石ノ森章太郎氏ではありません。
等身大のロボットが変形してバイクになる物で、当時子供ながらに「カッコワリィ!!」と思った物だ。秘密刑事の筈なのに、普段からこんなダサくて目立つバイクに乗ってたら、近所で有名になってしまうと思われる。
まあ近所で有名になるくらいにダサいので、ザボーガーを知る世代の人から子供たちまで、強烈なインパクトによって俺の通過を識別できるであろう。
ザボーガーは主人公の命令によって戦うのだが、武器がまた笑える。頭がパカッと開いて小さいヘリが出てくる。子供ながらに「ハエ叩きで落とせそうだな」と思ったもんだ。両足のつま先がやはりパカッと開いて、右足からは右半分のミニカー、左足からは左半分のミニカーがでてきて、走りながら合体して走り去る。子供ながらに「俺でも踏み潰せそうだな」と思ったもんだ。ザボーガーの操縦者であり、生身の人間である大門豊は特殊訓練を受けた刑事で、人間の常識を超えて強い。子供ながらに「ザボーガーより強いじゃん」と思ったもんだ。そんな大門よりも弱いザボーガーの必殺ワザは、口がパカッと開いて発射される機関銃。その破壊力はバツグン。子供ながらに「飛び道具とは卑怯だな」と思ったもんだが、コレを装備して坂内4時間を走れば、前方を走行中のライバルを攻撃する事ができるであろう。
バイクの免許を取ってからは「ザボーガー乗り」に興じることもあった。電人ザボーガーよろしくシートの上に横になり、足は後方へピンと伸ばす。ツーリングの道中で、某N造さんと二人でよくやっていた(笑)。ちなみにシートに段差のあるVmaxは「ザボーガー乗り」がやりにくい。「ザボーガー乗り」をやるのであれば、オフロードバイクが最適である。

Zaborger_3

電人ザボーガーのバイクの形態を「マシン・ザボーガー」と呼ぶ。動力はダイモニウムであるので、ガソリンが価格高騰している現在、最も注目されている動力源である(ウソ)。何と言ってもマシン・ザボーガーに改造することによって、最高速度300kmが得られるというのは大きなメリットである。これならば総合優勝も間違いない。

もちろんエントリー用紙には正確な車種名を明記。

Img_0405_2

俺以外のエントラントは全てΣ団だ!!

コメント (4)
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