ここしばらく放置しているXR250改・280馬邪の整備。
前回走行時に、クラッチプレート&フリクションプレートを新品にしたのに、クラッチ操作に違和感を感じた。
プレートが新品なのでアタリの問題もあるのかもしれないが、24時間耐久の時に発生したクラッチトラブルも含めて「コレ以外の理由」を考えてみた。
まず、初歩的なトコロではクラッチワイヤー。24時間耐久の本番前に新品に交換。普通に考えると使い始めではワイヤーが伸びるであろうから、アソビが増えてしまうと思われる。
ところが件のトラブルは全く逆で、アソビがなくなっていた。クラッチワイヤーはその後交換していないが、極端に悪くなっているという事はないだろう。
加えてワイヤーのアジャスターも、普通に考えれば振動によって緩む事はあれど、締まる事は無いだろう・・・。
次に考えたのがクラッチアウター(クラッチバスケット)の磨耗。コレは一般的に、クラッチ板の磨耗の次に取り沙汰されるポイントであろう。段付きの磨耗はクラッチレバーを握った時と開放した時で、著しくフィーリングを悪化させると思われる。事実今まで使用していた280馬邪のクラッチアウターは、過去に修正を行っている。
なので、とりあえず新品のクラッチアウターを用意した。上の写真、右が280馬邪から外したモノ、左は新品。
コレに併せて考えられたのが、クラッチアウターの裏側にセットされる、ダンパースプリングのヘタリである。ダンパースプリングは、クランクシャフトから取り出された動力をプライマリードライブギヤを介してクラッチに伝える際、負担低減の為に設けられた緩衝装置である。非分解なのでスプリングの磨耗そのものは判断しかねたが(いずれチョン切ってみるw)、今まで280馬邪で使っていたクラッチアウターは、新品に比べてプライマリードリブンがかなりカタカタと動く状態であった。原因はコレか?
クラッチセンターとプレッシャープレート。今回この2点はクラッチアウターの価格(¥15540)に負けてしまったので、新品注文はせず(笑)。
双方には当然フリクションプレートが擦り付けられるので、磨耗をしている筈である。事実クラッチセンターはかなりの磨耗が進行していたため、スペアとして所有する元N造さんエンジンから移植した。ウーム、元N造さんエンジンを部品取りにするのは忍びないのだが、完全に捥ぎ取りエンジンになってしまっている・・・。
残るはリフターピンとリフターアーム。特にリフターアームの磨耗を懸念していたが、比べてみると280馬邪よりも元N造さんエンジンの方が偏磨耗している。これはこのまま使用する。ダメだったら新品に交換しよう。
作業は勿論、オイルを抜かずに済ませる為に、布団を敷いた上に280馬邪を寝かせた状態で行った。寝かせて作業する事を考えると、T中代表(最近はTA中と表記)の顔写真ではなく、山本梓の顔写真にしておけば良かったと後悔することしきり。
コレで直ってくれれば良いのだが・・・。
それにしても280馬邪はボロい。一見キレイに見えてしまうのはコマメにデカールを貼り替えているためで(と思われる)、実際は恐ろしくガタガタなんであるヨ。
そろそろ大規模なリフレッシュが必要な気がしてきた。
それにしても俺、視力減退とは裏腹に、何故にエロさが加速しているのだろう? まあイイけど。
さて、ヤラセと化しているブログランキング。
ナンと、不自然にランキングが上昇している!!!
「整備・カスタム」のランキングは、このまま行けばトップに立てそう(笑)。
「バイクブログ総合」はどうなるのか?(まだ低迷中w)
ヤマトのパルスレーザー並みに連射して、ヤラセに協力していただければ幸いです。