THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

こんな整備方法は参考にしちゃイケナイ

2008-12-20 21:34:47 | XR250

エントリー済みの今年最後のレースってのは、オーバーオールⅧ。【主催者モトショップ五郎HP・当該ページ

 

なんとモタードですわ。モタードなんて見た事もやった事もないので(笑)心配だが、かなりオフロード区間が長い(80%)との事だからまあ何とかなるだろう。
4時間の耐久だから、ターマック有りのエンデューロと思えばいいや(笑)。
しかしエンデューロと考えるにはコースが短い! 1周1.5kmとのことで、エンデューロ派にとっては10分の1か?って位。当然セクションなんかは無いだろうからwかなりハイスピードのグルグルになりそうな気が・・・。
このレースはお祭り的な要素が強いようで、エントラントもかなりエンターテイメント性を重視してくる模様。そんな訳で俺も最初はVmaxで走ろうと思ったのだが(マジ)、今年はあまり満足に練習できなかった気がするので、練習のつもりで280馬邪で出る事にした。Vmaxでオフロードレースに出場ってのは、かなり以前からの俺の目標。いずれ必ずやりたい。
最大の懸念事項は、雪国の伊那に辿り着けるのか・・・という事。俺、スタッドレスもチェーンも持ってないぞ。天気予報をチェックして、ヤバそうだったらアッサリとキャンセルしようかと思っている次第。帰って来れなくなるのも困るしね。

 

さて、タイヤをハメ替える。今日はリヤのみ。

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タイヤは良く分からんのでフラットトラック用のK180あたりにしようかという案もあったのだが、レース終了後にツブシが効かんという事で、モトクロスタイヤにした。その後、主催者から「ブロックタイヤがオススメ」との情報を得たので結果オーライである。
ほったらかしのスペアホイールのベアリングをチェックしたら、異物の咬み込みだろう、左右とも全く回らない。外して洗浄する事にした。
人と話していると、ホイールベアリングはベアリングプーラーが無いと外せないと思っている人が多いようだ。事実俺もムカシはそう思っていた。なのでやり方を紹介。知ってる人は流してください。

俺はいつもは13φの鉄の丸棒などを使う事が多いが、誰でも入手しやすいと言う意味で、今回はワザと全ネジボルトを使用。M12くらいが丁度いいと思う。コレならホームセンターで売っている。但し端部は完全にスパッと切り落とされた状態でなければ作業は困難。マイナスドライバーを使う人もいるかもしれないが、絶対に丸い棒のほうが作業性が良いと思う。
ハブの内部には途中に鍔があって、ディスタンスカラーをある程度位置決めしている。このディスタンスカラーを棒を使って傾かせて、ベアリングに引っ掛かりを作る。

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棒が引っ掛かるようになったら、一気に叩くだけ。

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ちなみにXRのリヤホイールの場合は、ハブ内部の鍔がブレーキディスク側にあるので、ブレーキディスク側のディスタンスカラーはズラしにくい。

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スプロケット側のベアリングを先に抜いた方が圧倒的に楽。
コレで抜けなかったことは殆ど無い。コレでダメだったら、コンクリートアンカーで抜いている。
オンロードバイクの中空キャストなんかだとハブ内部も空洞の物があり、簡単にディスタンスカラーをズラす事ができる。

抜いたベアリングはシールを外してからラッカーシンナーにドブ漬け。

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インチキ技だが、ドブ漬けとエアブローを繰り返してやると復活。

赤いグリスは、WAKO’Sのマルチパーパス。

Img_2465

そういえばものすごく昔、当時乗っていたセローが走行中にガタガタガタ・・・・!!!と言いだして、見たらリヤハブのベアリングが粉砕していた(爆)。しかもセローはスプロケ側はベアリングがダブルなのに、二つ共キレイにぶっ壊れた。オフロードバイクは、コマメにベアリングをチェックしましょう・・・という事です、ウケケ。

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ベアリングを抜いたホイールは、錆を気にする事なく徹底的に洗う事ができる。スポークは7割方が緩んでいた。以前にも書いた事があるが、ストレートタイプのスポークは組むのは楽であるものの、ちょっと固着しただけでニップルを回すとスポークまで共周りしてしまうところがキライ。バルブ穴の隣のニップルは錆びやすく、今回も増し締めする事が出来なかった。
 

ナンか異常にタイヤが硬いような気がしつつ(やはりタイ製)・・・窒素ガスを入れて完了。

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それにしてもブレーキディスクが異常に減っている・・・。

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使用限度が4mmまでのところ、3mmを切ってますよw 軽量化です、軽量化。最近バネ下荷重が減って、サスの動きがイイと思った(ウソ)。

以前から気になっていた事なのだが、ブレーキペダルの支点が磨耗してガタガタ。普通はシーソーみたいに動くはずなのに、コイツはペダルを踏むと支点ごと下に下がるので、フィーリングが悪いったらありゃしない。

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ペダルを新品に替えるか? しかしシャフトが刺さるスリーブはフレームを貫通して溶接されているので交換できない。どうする?
で、スーパーインチキ技を発案。シャフトにTIG溶接で肉盛りしてやった(爆)。

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サンダーで荒削りしてから鉄工やすりで微調整。

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最後は一応フェルトバフで磨いておいた。
な、直った!!(嬉)

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ついでに調子に乗ってもう一つ。
ステップも軸が磨耗してガタガタなのに加えて、ストッパー部分まで磨耗してしまっているようだ。何せ右と左で向きが違う。ステップが曲がっているとも限らないカンジ。
で、ストッパー位置に鉄板を溶接。ヒヒヒ、直った(嬉)。

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何せ13年オチのバイクをレースで使っているのだ。この調子ですこしずつリフレッシュしてやるか。

 

ゼッケンも製作。

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既にプリンターで印刷済み。’08バージョンご尊顔入りw。インクの乾燥を待ってからラミネートを掛ける。
田中麗震愚のT中代表(伏字の意味が・・・w)の実物大写真入りのシュラウドデカールは、随分前に製作してストックしてある。ヒヒヒ・・・。

 

ここしばらく全然走ってないのに大丈夫かあ?・・・と思いつつ、レースの準備を進めます。
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ありがとうございます。

コメント (4)
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