「思い込み」だとか、「気の持ちよう」だとか、そんなのに関係なく本当に辛いのに。
一方的にそう決めつけられると悲しくなりますけどね。
大黒柱さんは、面白いくらいに「病は気から」を実現して見せてくれます。
先日抜歯をした大黒柱さん。
一週間前から、事あるごとに「来週は抜歯だから。」と呟いていまして。
これは結構緊張しているなと思っていました。
そして前日。
なんと、自ら禁酒。
「明日抜歯だから。」
へえ〜。
そして当日。
仕事を早く切り上げて帰宅した大黒柱さんに、一週間前からお願いされていた早めの夕食を出したら、
まるで最後の晩餐か?といった感じで粛々と食べて、気づけば気配が消えてからだいぶ時間が経っていました。仕事の疲れで仮眠でもとっているのか?と思って静かにしていて、出発の10分前になり「そろそろ起こした方がいいかな?」と思っていたら、、、
なんと、トイレから物音が!
え?
ずっとトイレにいたの?
さんじゅっぷんくらい経ってるよね?
相当緊張している様子です。(笑)
歯医者から帰宅した後は、まるで「後は死を待つだけ」の人の様に、ベットの上に静かに横たわっていたので「そっと」しておきました。
もう、笑いを堪えるのに必死!
ここまでだとは思いませんでしたが、ある程度は予測していたので、「かまっている暇はないのよ。」アピールを盛大にして家事をこなしましたよ。
下手な演技は見たくないですから。
途中で一度だけどうしても確認しなければならない事があり、小さな小さな声で話しかけたら、普通に起きていて驚きました。(汗)
そして再び「そっと」しておき翌朝。
「なんかさ、昨日麻酔がきれる頃にものすごく気分が悪くなったんだよね。」と、ケロッと話してて。
でも、昨日全身を纏っていた重い空気はそこにはなく、いそいそと仕事帰りに寄る趣味活動の準備をしている姿が。
この変わり様❗️
麻酔の効き目がきれたら、まずは痛みだと思うのですが…
痛み止めは飲む必要がなかったようで。
そして、その日の夜は早速いつもの様にビールを飲みスナックを食べ、「痛みが無いっていいね〜。」とご機嫌で、いつもより多めにビールを飲んでました。
聞けばひと月ほどずっと痛かった様で。
それなのにビールを飲んでスナックに柿ピーまで食べてたんだ…
死ぬまで少年の心を忘れないでいそうだな。