我が家のベランダ菜園の山椒。
冬には「生きているのか?」と心配になる程の枯れ木っぷりなので、毎年春先には「今年こそは本当にダメかもしれない…」と思います。
今年も同じ様に心配していたのですが、5月に入ってからようやく葉を出し始めてくれました。
ヨカッタ〜
生きてた!
暫く葉が出揃うまで待って、先日ようやくお料理に使いました。
その日はそぼろを作っていたのですが、疲れていたからか?色々と判断力が鈍ってスムーズにいかず。
事の発端は、立派な分葱(わけぎ)だわ♪と購入して作ったサッと煮が硬くて。
サッと煮で食べるには向かなかったので、刻んでそぼろに混ぜてしまおうと思ったのです。
疲れていたので、既にクタッとなったウェッティなネギをまな板にのせるを億劫に感じて。
かといってフードプロセッサーを洗うのはもっとイヤ。
ならばとバーミキサーを使ったわけですが。
案の定ペースト状に近い状態に仕上がり、ネギの苦味が強調されてしまう結果に。
(↑失敗が予想できていながらも進んでしまうのが疲れている証拠)
ここで留めておくべきか? 進むべきか?
疲れている時は判断力が鈍ります。
この日も、やめておけばいいのに更に進んでしまい、被害(!)を広げる事に。
豚の挽肉と混ぜて炒め、味付けはどうしようか?と霧の中で彷徨う気持ちの時に、山椒が思い浮かんだのです。
キリッと。
スッキリ。
シャキーン。
目覚めさせてくれる様な清涼感の山椒に、味噌を加えて仕上げにごま油を。
赤身の挽肉だったのでね。
なんとかそれらしい一品に仕上がりました。
山の中で道に迷っていたら、霧が出てきて彷徨い続け…
最後はなんとか霧も晴れて無事下山。
そんな気分の夕食準備でした。
完成後は自分用に残しておいた葉を少し噛んで、清涼感に癒されました。
疲れている時は消化機能も落ちるので、お好きな香草があれば添えてもいいですね。
気分も良くなり消化機能も促進されるので、心にも体にも嬉しいですよ。
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