トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ちょっとは珍しい

2010-10-18 | 小父のお隣さん

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 遊歩道の整備をしていて脇の斜面に降りたら「ラッキー!」だった。クリタケとギンリョウソウがあったのだ。クリタケは中心部の袋は無く皮だけの古いものだったが、痕跡だけでも手にとって見れただけでも嬉しい。ギンリョウソウはナンバンギセルのような寄生植物でなく腐生植物だけど、別名ユウレイタケといわれるように根元は菌糸?で真っ白だった。菌類ではないから菌糸でなく毛根なのだろうけど、全く持って菌糸そっくりだった。

 ルートを外れると意外な発見や出会いがあるが、秋のこの時期は「オッカナビックリ」なのだ。どこにスズメバチの巣があるかも知れないし、斜面では速やかに退くなんて、まず無理な相談なのだから。まあ、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」そのまんまである。

 今期、見つけたオオスズメバチの営巣地は、二つとも除伐した孟宗竹を集積した下部にあった。一昔前に失業対策事業として実施された除竹作業で集積した竹の山がいたるところにあるから、巣を見つけてしまった今年は特に、ルートを外れるには「思い切り」と準備が必要だ。


猪の解体

2010-10-18 | 何よりの楽しみ

Photo_2  猪の捕獲に成功したようで、橋の下で解体していた。知り合いのS氏がいたら肉を分けてもらおうと思って覗いてみたのだが参加していなかった。

 棚田や拠点を荒らしてくれた猪だと良いのだが、捕獲したのは拠点近くの括り罠ではないからなんともいえない。

 有害鳥獣駆除の許可を得て行っている活動だが、駆除そのものより獣肉が楽しみの一つであろう。手馴れたものでてきぱきと処理していた。

 郷里にいた頃の正月前、ヤギを解体していたのを思い出した。前夜、カナダライに入れてあった小腸が、翌朝もまだ蠕動運動していた。子供心にもビックリ感動したことを思い出した。 子ども心にも「ありえない」と思った出来事だった。