トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

目玉おやじ

2010-10-25 | 小父のお隣さん

Photo_4  足元から視線を感じて立ち止まった。地面を探すと、そこには「目玉オヤジ」が目を剥いていた。

 暗い林内でフラッシュ撮影になったから、実物のコントラストは失われているが、そっくりな様子は感じていただけるだろう。

 このキノコは前日に見出していて、毒キノコの種類だろうか、後日あらためようと思っていた固体だ。眺めながら撮影していると藪蚊が集まること、集まること。蚊取り線香など全く意に介し無い。スプレーはポケットの関係で携行しなかったから、早々に退散した。

 暗い森は妖怪が出るが、今日は「よう痒い」や「拗蚊威」がでた。


バンダナで頑張る

2010-10-25 | 蝶の食草園

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 春に植え込んだユズの木は何度か坊主になりながら葉を広げてくれている。久しぶりの立ち寄ったらアゲハの幼虫が三匹いた。

 黒いのは3センチくらいで鳥のウンコそっくりだが、緑の個体は4cmくらいになっている。脱皮の回数が異なるだけで同種かどうか知る良しも無いけど、緑の個体の頭部を見て感心した。

 「おしゃれ!」なのである。バンダナを巻いて「頑張る!」風情なのだ。文様が民族衣装を彷彿とさせるところがなんとも心憎いばかりだ。これらの個体はサナギで越冬するのか、成虫になるのか知らないけれど、食草を丸坊主にしながらも今年何回目の世代になるのだろうか…。

 下草のレンゲも花を付けた株もあって、食草園らしくなってきたのは嬉しい限りだ。大型のチョウはモンキアゲハくらいしか見かけなくなったが、そういえばアサギマダラは秋になったのに、まだ見ていない。昆虫に詳しいフイールド利用者によれば「今年は少ない」のだそうだ。道理で…。