トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*寂寥の時

2010-10-29 | 小父のお隣さん

 伐る音を飲み込みうねる竹の海

 明けに鳴くヒグラシ遠き山黒く

 ウマオイは消えてコオロギ満つ白露

 今日の空すでにつばくろ居らざりき


山萩満開

2010-10-29 | 小父のお隣さん

Photo_3  周辺で一番大きく姿の良い山萩が満開になった。高さは3m近くもあるだろう。しばし見とれて立ち尽くしていたら、クマバチがきて花渡りをしていた。クマバチもマルハナバチも数を見かけなくなった蜂である。

 株元には実生の子苗が数本出ている。殆どは下草刈りで刈り払われてしまうのだろうが、この数本は、竹を集積した際で芽生えたから助かったようだ。

 他の山萩の樹冠のしたにも芽生えがあったから、掘り上げて育成植樹してみようというすけべ心が湧いてきた。山萩の咲き乱れる一角など、なかなか良いではないか…