ようやくツーショットが撮れた。もちろんジョロウグモのオスとメスである。人間に当てはめればメスはアフリカゾウ位になるのだろう。考えなくてもゾーとする小生である。
メスの周りをウロウロしていたが、恐怖心一杯なのか闘争心に燃えているのか知る良しも無いが、蟷螂と同じように食べられてしまう運命のオスとは、なんとも同情に値する。人事ではない蜘蛛事だけど、かの小説「くもの糸」の主人公は人間でなく「オスの蜘蛛」だったりして…。
機会があったら作者に尋ねてみなければなるまい。しかし、アタックするたびに攻撃されて逃げながらも、再三再四アタックをかけるオス蜘蛛のなんと健気なことか…。虫の世界も「男はつらいよ」なんだなあ。