トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*ススキの中の子

2010-10-12 | 遊び子は

Photo_2虫取りの子より二親勇みおる子に先駆けて入る野原よ

虫かごにバッタだけなる幼子へ我つかまえしカブトを投ず

暑き日は子等の声無き セミ時雨遠きあの日のセミ取り想う

落葉掻く熊手の丈は身に余る伸びしろに見ゆ里親優し


わっぱかだー!

2010-10-12 | 何よりの楽しみ

Photo  Photo_2

 適期に都合がつかなくて「栗拾い」の第二陣がやっとお出ましだ。一陣はボーイスカウトのカブ隊とかで小学校低学年だったが、今回は中学生だ。このメンバーも小学校の頃から筍掘りなど、年に1~2回入山してくる。

 小学生の頃は「少年野球団」のメンバーだが、今は中学校の野球部のメンバーになっていて、練習や試合のスケジュールの合間に、ようやくめぐり合えた栗拾いだ。

 いつもならシーズンは終わって栗など無い時期だけど、今年は裏年と遅霜・高温などが重なって生りが悪かったので、それが幸いして棒で叩き落す人もいなかったから、十数個はまだ樹上にあって、竿で落とすことも体験できたのだ。栗はといえば、毎日少しずつ拾い貯めしておいたのをばら撒いておいた。インチキと言えばインチキだが、許される方便の内だろう。

 最後は一輪車の荷台に集めて、掛け声と共に所定の数だけ拾って分けていた。付き添いの保護者も含めて20人程だったが、一人当たり両手に山盛りくらいは分けることが出来た。「共産主義ではないから不参加の人には配分がありません」「働かない者喰うべからず」など言い合って分けていたが、不参加のメンバーには各自がおすそ分けで分配分を作っていたから、さすがである。これで今シ-ズンの栗拾いは「わっぱかだー!」。

 しかし、昨日処理回収したオオスズメバチの幼虫を、誰一人「気持ち悪い」と指で摘まんでみる事をしなかった。小生的には小生さびしい。