トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

イケてるー!

2011-03-01 | 水辺環境の保全

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 「池無い事」にはならなかった。「いけてるー!」ではないか。降雨量は不明だが満々と溜池は水を蓄えていた。堤も今の所、漏水の痕跡は無く、オーバーフローのエンビ管からは排水した跡があった。

 地下にどれだけ漏水していくかは不明だけれど、護岸を施した周回路も水没していない高さだ。この様子だと堤をまだ一尺は高くして貯水量を多く出来る。漏水により堤を四回も築きなおしてしまったが「結果よければ全て良し」である。人間なんて単純な生き物であるなあ。


*crisis 茶地

2011-03-01 | 番外編

一世には二度見えぬ父母を置きてや長く我が別れなむ      山上憶良

悔しかもかく知らませばあおによし国内ことごと見せましものを  山上憶良

布施おきて我は乞い禱む欺かず直に率行きて天道知らしめ   山上憶良

六月の地さえ裂けて照る日にも我が袖乾めや君に逢はずして  詠み人しらず

春一番吹くかと想う日の本に晩夏の地から背筋秋風        トロル


幼き者

2011-03-01 | 遊び子は

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 今日も近くに幼児の一団が集まった。朝のうちは冬の服装と同じ、モッコリとした防寒衣をまとっていたが、活動し始めると半そで姿になる幼児もいる。帰宅して判ったのだが最高気温は20℃に達したのだった。

 タンポポ、フキノトウ、ヨモギ、オオイヌノフグリ、シロツメクサ、タネツケバナなどが花を見せてくれるようになって、「緑が萌えて」には早いけれど、春を楽しむには格好の日和となっただろう。

 それでも時折吹く風は冷たいのか、半そでの童子「ちゅめたい」なんて申している。今日はチョウの初見をしたが、スギ花粉の舞うのも「初見」だった。少し強い風にあおられると小麦粉を振り撒いたように吹き出てくる。辺りは黄砂が舞った様に霞む。そんな中でも子ども達は元気である。