トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

** 「明日と言う字」

2011-03-27 | 大震災

       みちのくの奥の細道まだ先は支援なかりき肩寄せ生きる

       津の波に濡れて乾けばただ痒きせめて浴びたやカラスの行水

       崩れたる家をこほちて炊き出せば方丈記の災そのままなりし

       荷を運び握りを配るこの子等が滲むまぶたに復興を覚る

       忍辱も命枯れれば無かりけり生かされし者ただ明日を見る


スジグロシロチョウ初見

2011-03-27 | 小父のお隣さん

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 白い蝶が飛んできた。すぐにスジグロシロチョウと思った。どういう訳かモンシロチョウの飛翔は殆ど無いのだ。だから白い蝶=スジグロシロチョウと思っている。モンシロチョウがいないのは、良く集まると言う菜の花畑がないからかとも思っているのだが、黄色い蝶も殆どがキタキチョウだ。

 モンシロチョウやモンキチョウは姿を見ないのが通例だが、里とは言え谷合いに入ってしまうから環境として好まれていないとしか思えない。だからと言って集落のある周辺に飛翔しているかどうかは知らない…。

 それでも白や黄色の蝶を見ると春を実感する。初見で早いのは概ねタテハチョウの仲間なのだが、小生が首を長くして待つのは白や黄色の蝶なのだ。当地のソメイヨシノは開花宣言が出たが、月末にはツバメが飛来するはずだ。でも寒さでヒキガエルの産卵が遅れているからどうなるやら。まして東北はまだ雪の日々なのだ。