トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

里山いろはかるた 7/7

2011-03-15 | 番外編

  縁側で吊るし柿剥く

  ヒヨドリだけが姦しい

  桃栗は猿、柿は熊

  世話して使うは孫の代

  すでに草刈り何回目

  京の飲み水、この山の水


余計な手間隙

2011-03-15 | 今日は真面目に

Photo  2

 杭や札は立てたくないのだが思い切って立ててきた。どちらもアズマネザサが3m程度まで伸び密生していた場所を刈り払った跡地である。ようやく地表の植生が回復し、実生の幼樹も見られるようになった段状の耕作地跡で、まだ周囲に真竹林からの侵出、根笹の再萌芽があるから植樹をしないで観察中のエリアなのである。

 その一部、混合樹林は疎林に近いが実生樹が育っているので選抜育成して雑木林へ、草地としてみていた原はフユイチゴの群落が育っているから、そのまま刈り払わずに維持してきた。ところが、この冬に何処の誰だか不明なまま地際から綺麗に刈り払われ、幅1m程の通路仕立てにしてしまった。そのような設えが必要な場所でも無いのだが歩き易くしたのだと思われる。

 この2シーズンほど、幼児を連れた若いパパママ達がイチゴ摘みに入るようになったから、その関係者だろうと推定しているが本末転倒も甚だしい行為だ。実生の幼樹が育ち始めた部分も、表示をしなければ刈り払われそうなのでうっとおしいのだが立て札を立てた。私有地であればそれなりの明確な対応も可能だけれど、公有地なだけにストレスは多い。