トンボ池の水位の低下が降雨が無いにしても激しいから見まわって見つけた漏水箇所。そこは造成当時に漏水していた部分で、外側から堤を崩して盛りなおした場所だった。水の漏れてる穴は親指が容易に入る大きさになっていた。
葦の地下茎に添って漏水しているのが殆どなのだが、この場所も例外ではなかった。堤の幅三分の一を削って盛りなおし、止めたのだが圧力に負けたようだ。今回は堤の中央部を掘り抜いて漏水箇所を特定した。薬缶の水を捨てるがごとく湧き上がってきた。
排水路を掘り、一気に土塊を押し付け鎮圧したが、池側の三分の一は漏水孔が残っている。これが原因で再三漏水と言うこともあるだろうが、スコップ作業は当分「ごめんなさい」の心境である。
今日は氷が張った寒さだったにもかかわらず「ウグイスの初音」を聞けた。小さき者のささやかなねぎらいだったか…。