トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

里山いろはかるた 1/7

2011-03-03 | 番外編

  色は変われど夢の四季

  炉辺で語る、鍋は沸く

  春は小鳥の声が呼ぶ

  苦い山菜グルメの極致

  骨を折るほど握りが美味い

  屁はひり放題、大あくび

  とんぼを眺めて今日も暮れ


欲、剥き出し

2011-03-03 | 水辺環境の保全

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 しっかり貯水されていた事で欲が出た。「それならもう少し貯水量を増やそう、周回路も水没するには余裕もあるし」、てな事でまたまた堤に手を出してしまった。今日はかさ上げだ。既存の堤になっている部分は、まだ高さが3尺は利用できる余裕があるけれど、造成する部分の堤に利用できる土がないから、今回は頑張って15cm程度の水位のかさ上げにしかならない。

 それでも、ほぼ2トンの水量が増えれば枯渇するまでの時間稼ぎも出来るし、なにより水生生物が生き延びられる機会が増す。今年、初めてのカエルの鳴き声を聞きながらの作業だったけれど、なんとか思った通りの仕上がりになった。カエルはモリアオガエルだったか?。

 堤が出来れば「雨が降ってくれないかなあ」と勝手な妄想が浮かぶのだけど、それは別にしてトンボ池の漏水箇所を見つけてしまったから、次は探り掘りで漏水防止を図らねばならない。青みを増してきた周囲の草原に延びた根笹も地際から刈り払いたいし、孫悟空の様に髪の毛を抜いて分身が出来れば良いけど、髪が薄くなるのは困るし、ハムレットになった心境だ。

 今日、三月三日は郷里の毘沙門天大祭だ。今年は雪の中の裸祭りになるのだろう…。