トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

貧乏暇なし

2011-03-06 | 水辺環境の保全

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 とんぼ池の漏水は、まだ何箇所か滲み出ていて長い堤の下は築いた時からジクジクしている。ここの漏水を完全に止めるのは難しいから、思い切って「泥水地」として存在させることにした。

 それには区切りをつけないと水分の拡散で効果が薄れるから竹と丸太で見切りを拵える。孟宗竹二本をそれぞれ10mで切断して土留めにしたのだが、1本10mは結構重い。

 運ぶ時は一人だったが土を掘り上げる頃に会友が3人参加してくれたから、杭の作成と打ち込みを担当してもらった。ところで3人だから「3加」でもよかったか?

 冗談はよしにすると、ここには水稲を植えつけてトンボの餌となる昆虫の生息場所とするのだ。いわば「食住一致」であるけれど、一方では環境学習のミニ教材にするためでもある。「生物多様性」を云々する前に「環境多様性」を用意するのが順当だと思うからだが、でも結論は「自己満足」と言うのが、今日の4名の一致点だ。


里山いろはかるた 3/7

2011-03-06 | 番外編

  よし原刈って棚田の再生

  棚田のダムは命の泉

  レンゲの花の髪飾り

  空見上げれば鷹が舞う

  月夜に聞こえるゴロスケホウ

  寝もせずに蛍の光見つめる子

  夏草を刈る、今日も刈る