周辺の除竹作業も終了し林内に入っても大丈夫な状況になったから森の中央部に入る歩道を設えた。
傾斜面を横切るし土壌は砂利層で安定しないから、間伐材でトラバース部分のみ土留めをする。横に置くだけなら運ぶ手間だけだけれど、杭打ちも土均しも必要だ。
結局、チェーンソー、掛け矢、唐鍬、レーキを運んでの作業になった。歩道の肩に丸太の土留めを行うと、見た目も歩いた感じも格段に向上する。
午後は林内を上り下りするトレイルに添って目印のマーキングと足元の枯れ枝などを排除して作業は終了した。林内と周囲の孟宗竹は全て除伐したので、見通しの良い明るい森が出現した。周囲には大径木のある林内を散策するコースは無いので、子ども達には格好の教材になるだろう。
普段から森の中に入っている小生でも、林内で見上げると惚れ惚れする雰囲気なのだから、是非入って大きな木の森の雰囲気に圧倒されて欲しいと思う。