西風に大きく揺れる竹の穂のおいでおいでの先は春かな
枝の先残りし一葉目に留めて蜘蛛の繭知る冬の青空
霜受けて四つ葉は黒くなりたるも陽射しに戻る瑞々しさよ
真木黒く裸木の中混じりたり雲底低く枯れ葉舞う空
西風に大きく揺れる竹の穂のおいでおいでの先は春かな
枝の先残りし一葉目に留めて蜘蛛の繭知る冬の青空
霜受けて四つ葉は黒くなりたるも陽射しに戻る瑞々しさよ
真木黒く裸木の中混じりたり雲底低く枯れ葉舞う空
水辺はしばらく遠慮の心算だったが、幼児が入ってくるので岸辺に上げた底の泥や落葉のズクズクが気になって、結局は処理に出かけた。
堤の上部は通路になっているが馬の背のようなラクダの背のような狭くて凹凸のある部分だ。片側は急傾斜だし、片側は溜池で幼児たちは歩いているけれど、そこを削って道幅を平坦にし広げ、削り取った土を底浚いで出たズクズクの泥土や落葉の上に敷き詰めた。これで見た目も安全性も格段に向上したはずだ。
今日の作業は、一般的に「一石二鳥」というのだろうけど、感覚的にはしっくりこなくて「二兎を追って」うまくいった気分だ。「二兎を得た」場合、「一石二鳥」と同じ意味になってしまうが、まあ、兎も鳥も「一羽、二羽」と数えるから同じようなものか…。最先端の彼女も言ったではないか「二兎では駄目なんですか?」