既にもう乳房は枯れて乳は出ぬせめて一口この子のために
七日経ち口にし物は一日分今日のしあわせ熱き味噌汁
板張りの冷たき床に毎夜伏し水に伏す者祈りて眠る
能の面付けたる中の太郎冠者ほぐして支え阿修羅のごとく
口報は恥を曝して矢面に建屋作業は命を曝す
既にもう乳房は枯れて乳は出ぬせめて一口この子のために
七日経ち口にし物は一日分今日のしあわせ熱き味噌汁
板張りの冷たき床に毎夜伏し水に伏す者祈りて眠る
能の面付けたる中の太郎冠者ほぐして支え阿修羅のごとく
口報は恥を曝して矢面に建屋作業は命を曝す
鞍部にある溜池1からの漏水が遊歩道の急斜面を浸食していて歩き難い場所になっている。何度か脇の水路に水流が向かうよう溝切りしてきたのだが、踏み跡を流れる方が抵抗がないせいか、一年もすれば役立たずになる。
やっと思い立って丸太を埋設し水を脇の水路に誘導するように作ったのだが、普通に見れば「なんて下手糞!」と思われるに違いない。丸太は水平でなく、やや傾斜を付けて埋め込んだからだ。「見かけより実態!」と近くの林内から間伐した材を用いたのだが、これにより周年ジクジクと乾かないで川原の様な遊歩道の状態が良くなるだろう。
とりあえず片付けたものの、今度は侵食防止より歩き易さの方が目に付いて、結局はこの下部の水が流れていた部分に段差工を施すことにした。毎度のことだが、一つ事が済むと芋蔓式に次の作業が出てくる。貧乏暇なしだ。