トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*子どもは風の子

2011-03-08 | 遊び子は

Photo 大寒の陽はふりそそぐ枯れ原に幼子つどう声は萌え来る

 われさきに指も示して寄る子等に我が身の歳を言う暇もなし

 一人寄り名前を言えば次々と名前も歳も原に溢れん

 冬ざむに子らは握りを食べおるも連れの父母尻の火あぶり


竹の葉キラキラ

2011-03-08 | 感じるままの回り道

Photo  夜半の驟雨も未明には上がって、気温が低そうだけれどお日様は顔を出しそうな朝だった。首都圏は霙が降ったとの事だが、温かい日があっても春分はまだ先だから寒さが襲わない訳がない。

 尾根の除竹をしながら下を眺めたら、真竹林が輝いていた。葉が昨夜の雨に濡れているせいもあるけど林内の孟宗竹を除伐して見通せるようになった結果でもある。

 「笹の葉サラサラ」という歌い出しがあるけれど、サラサラではなくキラキラの竹の葉だ。丁度、逆光で白銀に輝いて見える。風も穏やかな温かい日和になったのだが、真竹の葉は日光を反射して美しい光景だった。

 ポケーッと眺めていたが、こんな時に「かぐや姫がお出でになるやも知れぬ」と期待をしたけど白日夢に終わった。悔しいから近くのヤブニッケイの葉を揉んで香りを嗅いだ。これで姫はつかないが「嗅ぐ爺」になり少々恍惚…。今日も付ける薬の無い一日だった。