昨年、実施しなかった場所の真竹のひこばえを刈り払った。刈り払い機でも刈り取れないことはないのだが、残したい幼樹もあるから竹切り鋸で一本一本刈り取りする。
斜面だから下側から刈り進むのだけど、上から蔽ってくる枝葉がけっこう顔面に煩い。ネットの保護マスクを装着しているから多少の安全性の向上は図れるのだが、黒いネットの防護面は日光が当たると極端に視界が薄れてしまう。足元の確認までは逆に難しくなる。
何に縁らず「一長一短」はあるものだが、ひこばえの真竹だから大きくても3m以内であるけれども、一本切り倒すと林床に届く光の量がぱっと多くなるのが判る。それだけ光を遮蔽してしまう量は大きいし、刈り払うと風が通ってくる。心地よい一瞬だ。