この時期になるといたるところに蜘蛛の巣だらけだ。避けて通りたいと思っても大きな巣は2mは糸を張っている事も多いので、結果的には払って通ってしまう。
くもの巣は壊さないとするのが山里の仁義とする向きもあるけど、蜘蛛もいわゆる害虫だけ捕らえている訳でもなく、花の周りではミツバチなど多く絡まっている。故に小生的には「まっ、いいか」なのである。
朝、払って通り抜けた所でも、午後には復活している時も多く、この時期はスズメバチと同じくらい悩ましい生物なのだ。
今朝もトレイルの正面に巣を張って顔の高さにお姐さんが鎮座ましましていたから、じっくりとウインクを送ってやった。ご本人は盛んに後ろ足で糸を紡ぎだして作業をやっていたらしいのだが、急に作業を止めて退避してしまった。失礼この上ない。
巣のどこかに小さなオスが居るなら「失礼も許せる」と、探してみたが見つからなかった。しかしお召し物は本当にキンキラキンである。