澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

NHKの卑劣さを知った~この1年の回顧

2009年12月31日 12時03分06秒 | マスメディア

また1年が過ぎようとしている。あまりにも速い…。

ただ、この1年間には忘れられない出来事もいくつかあった。そのうちのひとつが、NHKの正体を知ったこと。
4月5日に放送された「プロジェクトJAPAN」の第1回「アジアの”一等国”」」は、日本の台湾統治を採り上げ、台湾総督府の機密文書を何万点も読み解いたというふれこみだったので、大いに期待した。だが、その実態は、「プロジェクトX」以来NHKに根付いた「こけおどし」の手法と恣意的な資料の選択による「反日・媚中」番組だった。特に右翼でも何でもない私でさえも、「日台戦争」「人間動物園」という「日台関係を理解するためのキーワード」を知って、唖然とし愕然とした。「未来を読み解く鍵は歴史の中にある」(「プロジェクトJAPAN」のキャッチフレーズ)とはよくぞ言ったものだ。まるでブラックジョークではないか。

時は流れ、世代は移り変わる。国家観も歴史観も変わることはありうる。だが、「国営放送」たるNHKがかくも”偏向”した番組を制作するとは思っても見なかった。私自身、民放の時間つぶしのような番組よりも、NHK特集などのドキュメンタリー番組を好んで見ていたのだ。「アジアの”一等国”」の放送後、私は、NHKのドキュメンタリー番組をより注意深く見るようになったが、同じ「プロジェクトJAPAN」の一環である「日本と朝鮮半島2000年」などもひどい”偏向”番組であることに気づいた。

一昔前、”偏向”番組といえば、保守的、反動的な内容で、憲法第9条の”平和主義”に逆らうものだとか、”軍国主義”化を助長する内容だとか非難されたものだが、現在は全く違う。NHKの報道姿勢について言えば、「中国はひとつである」という中国側の主張をそのまま受け入れ、その中国に対し日本は非道な行為の数々を行ったのだから反省しなければならない…こういう態度で番組を制作しているのだ。だが、中共(=中国共産党)政権が主張するような版図で「中国がひとつ」だったことは、歴史上一度もないのだ。にもかかわらず、NHKは中国の主張そのままを取り入れて、「アジアの”一等国”」のような番組を通じて国民を教化しようとするのだから、どこの国の放送局かと言われても仕方ない。これは、鳩山首相の「友愛外交」、小沢一郎の「中国詣で」と軌を一にするものだ。時の政治的権力に迎合するNHKの卑劣さが際だったと言えるだろう。

今年、中国側の御用学者であった安藤彦太郎・元早大教授が死去した。もはや誰も振り向かない人であるが、私はあえてこの人の生き様について触れた。
http://blog.goo.ne.jp/torumonty_2007/e/557411245f47bb9647a3bdf880a33687

こういう手合いが、大学人として”日中友好””日本の戦争責任”を唱え、学生達を扇動してきた責任は大きい。安藤は何の学問的業績も残さなかった人だが、早大卒の”親中”派マスコミ人を数多く培養した。中国と台湾の区別さえ付かなくなった人が増えている昨今、このままでは中国が台湾を併呑する日は近い。
安藤は草葉の陰で「してやったり!」とほくそ笑んでいることだろう。

歳をとって思うのは、ひとつの主義主張(安藤の場合はマルクス主義)や宗教を確信的に信じている人は、始末に負えない。目の前の現実さえ、自己流で解釈してしまうのだから、盲目も同然なのだ。私は、安藤のような「進歩的文化人」とはそういった人たちだと改めて了解した。

今日は大晦日。NHKの「紅白歌合戦」の会場前で、NHKに対する抗議運動も行われるようだ。遠い島にいる私は出かけられないが、ぜひ、多くの方々に参加していただきたいと思う。

 

【参加を】本日大晦日は紅白歌合戦の会場前でNHK解体運動 -そして外国人参政権阻止行動も

ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1003.html

大晦日の第六十回NHK紅白歌合戦では応募した視聴者も審査員を務めるらしい
が、その日我々は会場であるNHKホールの前で、NHK自体を「審査」する。

つまり、今年四月の「JAPANデビュー」の歴史捏造、印象操作に端を発した
NHK解体運動をこの日も行うのである。

当日はNHKの職員の人々には問題の深刻さを知らせたいし、会場を訪れる観客
にも問題の所在を知ってもらいたい。

せっかくのお祭り気分が壊されると怒る職員がいるのなら、有害、卑劣な捏造情
報を全国視聴者に押し付けながら、恬として恥じない番組担当者、そしてそれを
擁護する福地茂雄会長を怨むべきだ。

朝日新聞社は珊瑚落書きの虚報事件で下手人のカメラマンをクビにし、社長にも
引責辞任させたが、それに比べて自らの非すら認めず、逆に抗議する人々こそ「
謝った情報」に従っていると公に言い放つNHKの姿勢は、どこまでも視聴者、
国民を裏切るもの。そのような公共放送から国家、社会を守るため、年末であろ
うと運動は行われるのだ。

年明けにはNHK集団訴訟の口頭弁論も開始されるから、そうした新局面に向け
ての「予告」運動ともなるのではないか。

なお、NHK放送センター前での行動に先立ち、渋谷駅前で外国人参政権法案に
反対するための街宣行動もある。

こちらもNHKの反日放送とは根が同じで、流れも同じ問題であり、日本の転落
が加速される中、心ある国民にはもはや大晦日も何もないと言った感じである。

下記の要領につき、奮って参加を!

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■外国人地方参政権 絶対阻止! 街頭宣伝活動 / NHK 「JAPANデビュー」 に抗議
する街頭宣伝活動

12月31日(木)※ 雨天決行!
 
13時00分 外国人地方参政権 絶対阻止!街宣活動  於・「渋谷」駅ハチ公前広

15時30分 NHK 「JAPANデビュー」 に抗議する街宣活動  於・代々木公園けや
き並木
17時30分 明治神宮へ移動、参拝

※ プラカード、幟、旗等の持参大歓迎!

主催    「NHK 『JAPANデビュー』」 を考える国民の会 ほか