澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

李登輝氏からお見舞い

2011年03月12日 16時43分03秒 | 台湾

 「東北・太平洋沖地震」の被害に対する李登輝氏のお見舞いが「台湾の声」に掲載されたので、転載します。

 

【李登輝元総統】切り裂かれるような心の痛み

日本の皆様へ

日本観測史上最大の「東北・太平洋沖地震」の発生をテレビで知りました。

津波で押し流された家や車、そして、火災、家に戻れない方々。亡くなった方もおられます。次々報道される災害状況を見て、1999年9月21、台湾で起きた大地震を思い出すと同時に、現在日本の皆様の不安や焦り、悲しみなどを思い、私は刃物で切り裂かれるような心の痛みを感じております。

人間には力の及ばない大自然の猛威を前に、畏敬の念を抱いても、決して「運命だ!」とあきらめないでください!元気を出してください!自信と勇気を奮い起こしてください!

今は、一刻も早く地震の余波が収まることと復旧を、遠い台湾の空の下でお祈りしております。

台湾元総統 李登輝

2011年3月11日午後8時


日本の大地震に拍手する中国人がいる

2011年03月12日 08時39分39秒 | 中国

 さきほど、中国語が堪能な知人から、中国のネットで日本の大地震を”拍手で歓迎”するという書き込みが横行していると聞いた。
 四川大地震では、日本のレスキュー隊が活躍したのに、恩を仇で返すかのような中国人の仕打ちには驚き呆れる。
 
 その書き込みとは例えばこんなもの※。「鼓掌」とは「拍手をする」の意味。「日本の大地震発生をみんなで拍手しよう」という意味だ。

※ http://www.xinpg.com/article-222014.html

北京时间13时46分日本本州岛东海岸附近发生8.9级地震。大家热烈鼓掌!!!!!!!
(北京時間13時46分日本の本州東海岸付近でM8.9クラスの地震が発生。皆さん、熱烈に拍手を送ろう!!)

 中国政府の反応も実に冷ややか。「日本人は困難に打ち勝つことが出来ると信じている」というとぼけたコメントを出した。

  中国全国政協会議の趙啓正報道官は日本の東北地方でマグニチュード8.8の巨大地震が発生したことに対し、地震被害者に慰問の意を示し、「地震による被害から一刻もはやく立ち直り、日常生活を取り戻せるよう願っている」と述べた。新華社通信が報じた。

 趙啓正報道官は、「1995年の阪神大震災で見せた日本人の力と勇気は深く印象に残っている。日本人が困難に打ち勝つことができると信じている」と述べた。

 対照的に、台湾政府は、直ちに次のようなコメントを出し、義援金の拠出を決定した。こういう緊急時に、どの隣国が本当の友邦なのか、実によく分かる。心すべきだろう

台湾が30万ドルの義援金<noscript></noscript>

 【台北時事】台湾外交部(外務省)は11日、日本で大地震が発生したのを受け、日本政府に30万ドル(約2500万円)の義援金を送ると表明した。また、日本から援助の要請があれば、救援隊を派遣する用意があるとしている。(2011/03/11-22:10)