昨日、「プライム・ニュース」(BSフジ)で司会の反町理が「台湾政府は真っ先に東北大震災の援助を申し入れたのに、日本政府はなかなか決断しなかった。これは、中国政府に遠慮したためではなかったか」と語っていた。
中国からの「救援隊」はまるで「国賓」でもあるかように報道されるが、台湾の救援隊活動や義援金キャンペーンについては、ほぼ無視するかのようなマスメディア。
これは、台湾から届いた生の声。台湾人の多くは、日本の大災害を心配し、応援しているのがよく分かる。中国では、こんな支援は皆無だ。こういうとき、誰が真の友邦なのか、心して考えるべきだろう。
【台湾の声】より転載させていただきます。
台湾より】頑張ろう日本!
「遥かなり台湾」より転載
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今回の震災で被災された方々のお悔やみとお見舞いを心より申し上げます。
今回発生した11日の地震、及び津波また原発などの一連の災害が台湾でも詳細に報道されています。地震発生後は
見知らぬ人からも日本人だとわかると心配して「お前は日本のどこだ。家族は大丈夫か。」などと聞かれるのです。
今回は地震だけでなく津波の威力や原発に対して誰もが認識を新たにしたので非常に関心が強く、ほとんどの人は
何らかの形で手伝いたいと考えているようです。
中国語に「雪中送炭」という言葉がありますが、これは「相手が困っている時に助けてあげる」の意味なんですが、
1999年の台湾大地震の時の恩返しとばかり民間でも団体でも盛んに援助活動が行われています。
昨晩は台中市主催の支援活動が行われ、会社の仲間も自発的に協力したり、今朝も朝一番に義理の姉から「日本の
被災者にあげて下さい」と義援金を自宅まで持ってくるなど、本当に台湾の人たちの温かい心が伝わって来るのです。
以下You Tubeに載った台湾の人たちの日本に対する声援を紹介します。
1 東日本大震災の被災者支援のため、台湾の赤十字とテレビ各局などの主催で、昨日18日夜8時半から4時間に
わたって、チャリティー番組がありました。生放送中に何と日本円で約21億5000万円もの義援金が寄せられました。
番組には、サッカーの元日本代表の中田英寿氏が駆けつけたほか、台湾人タレントのビビアン・スーさん、里帰り
したジュディ・オングさんらも出演。
番組の中で中田氏は、「日本の人々へ台湾から連帯と希望のメッセージを送るイベントの実現に多くの人々が努力して
くれたことに感謝したい」と話していました。
http://www.youtube.com/watch?v=MbhGP8PVek8
2 台湾の小学生から送られてきたメッセージです。
「日本加油(がんばれ!)」のHP
http://www.youtube.com/watch?v=UAlJCBI6vQI
3 台湾の大学生が日本語でエールを送っています。
日本加油!大學生自製影片PO網鼓勵
http://www.youtube.com/watch?v=brRN5cWdFHs&feature=related
4 台灣如何看待日本311 (台湾は日本国民に捧げます)
http://www.youtube.com/watch?v=eKduLvFwGGw&feature=player_embedded
5 為日加油!網友掌心寫字 藝人大支譜詞曲
http://www.youtube.com/watch?v=CBKFsoPDnUE&feature=related
◆ 最後に「地震で生まれた心に残るつぶやき」を紹介します。
2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震の復興を支援します。
「また、再建しよう」をスローガンに、被災地の方々とそれを応援するすべての人を
支援したいと思い、今回動画を作りました。
地震・津波・原発事故、震災の被害はどんどん悪化しています。ですが、この動画を通じて、
他人を敬う精神・謙虚さ・誇りを取り戻し、また、自分たちが今できる事は何かを考えるきっ
かけになってもらえれば幸いです。
http://www.youtube.com/watch?v=ycRxtWHXOFA&feature=related
神奈川県安全防災局危機管理対策課による放射線測定リアルタイム・データは、次のとおり。
① 神奈川県放射線測定リアルタイムデータ
(環境放射線モニタリング・システム)
KANAGAWA Environmental-radiation Monitering-Systems
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/cgi-bin2/telemeter_map.cgi?Area=all&Type=WL
これは、川崎市と横須賀市の放射線リアルタイムデータです。
表示単位は、nGy/h。(ナノグレイ/毎時)
50nGy/hくらいが日常値だそうですが、数倍程度では特に問題がない※とされています。
※ http://jp.newsconc.com/saigai/monitoring.html#01
② 川崎市と横須賀市の1ヶ月間変動グラフ
(川崎市浮島地区) Kasawaki City
(横須賀市久里浜地区) Yokosuka City
この二つのグラフは、上記の神奈川県のデータを転載させていただいたもの。
いずれも、原発事故直後から数値が急上昇しています。「健康には影響がない程度」と繰り返されていますが、用心しすぎることはない、というのが実感です。