今日おきた東北大地震について、友人からメールがあった。
首都圏に住むその友人は、歩きながらラジオで国会中継を聞いていたそうだ。そのとき、地震警報が鳴って、宮城県沖を震源とする地震であることを知った。約30秒後に電線が揺れ出し、駐車場に止まっている車の防犯ランプが作動するというほどの揺れだったという。
TV各局の報道を見ていると、東京にいるニュースキャスターがヘルメットを被っていたりして、いかにも緊急体制を執っているかのようだ。だが、地震のすごさを強調する映像ばかりで、肝心な今後の余震情報が分からない。
当面は救援報道が必要だろうが、ぜひ、地震発生のメカニズムを説明してもらって、近いうちに首都圏を襲う地震があるのかどうか知りたいところだ。
今日の国会で菅首相は、在日韓国人からの政治献金問題を追及されていたが、この大地震でその追及は尻切れトンボで終わった。もしかすると菅首相は、これを「強運」とでも思っているのかも知れない。
儒家の思想によれば、天変地異は不徳の君子への警告であるという。