昨日(7月9日)、気温が34度にもなる中、さいたま市にある盆栽の町、大宮盆栽町を散歩してきました。
まず、市立大宮盆栽美術館へ。盆栽の歴史や盆栽町の成り立ちなどが解説、展示されていて、全く素人の私にはとても参考になりました。実は、盆栽には全く興味はなく、行きがかり上、訪れたようなものでしたが、大小、手頃感のあるものから超高級品まで眺めているうちに、何か引き込まれるような感覚がありました。
盆栽町は俗称ではなく、さいたま市北区のれっきとした町名。大正期、街が開墾されて45軒の盆栽農家が東京から移住。現在は6件が盆栽業を続けているとか。歴史的な名残を感じさせる町並みには、大きな盆栽園が連なり、月並みなキャッチコピー風に言えば、「緑と伝統の調和」という感じでしょうか。
外国人が多いとは聴いていたけれど、盆栽園で働く若い白人男性、品定めに来ていた中国人と思われる夫妻、白人の観光客4名と出会っただけ。あまりに暑く、やはり、盆栽どころではなかったのかも。私たちも、帰路の列車で爆睡。
さいたま市立大宮盆栽美術館
かえで通り