ヒメシロチョウの産卵行動は何度も観察してきた。
モンキチョウなどは食草に止まるとすぐに産卵し飛び去るが、ヒメシロチョウは今の時期は未だ短い新芽のツルフジバカマをあえて探し産卵する。
既に卵が沢山付いている。
先ずツルフジバカマに止まると、20~30秒経って、さらにもう一度前脚で確認する様子が見られ、やおらお腹を曲げて産卵する。
卵が産み落とされる様子を観察できる位置からパチリ。 産卵が終わるとすぐに飛び立っていく。
産卵終了 すぐ離れる
今日も、あちこちで求愛行動を観察できた。触角だけでなく口吻を伸ばし触れ合っている。
なかなか交尾までは行かない。
長い間、ヒメシロチョウの交尾態を観察できずにいたが、一昨年、初めて出会った。
* 拙ブログ
ヒメシロチョウの産卵の不思議 2017-05-10 | 自然観察
blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/cc62b63993f65b68501015b9a2a9cc24
最近、大分個体数は減ってきているが、隣町ではしばらくは心配ない状況。
でも、市内唯一の生息場所は心配だ。 やはり食草の分布が一番だ。
この土手のミヤマシジミは絶滅してしまったようだ。 (2019.5.2)